2012年3月1日

見えない光線とやすりがけ(の気分。絵の話です)

3月になりました。昨日の大雪とはうって変わって、穏やかですね。
このまま春になるのでしょうか。(そうであって欲しい)

相変わらず、この2月もiPadに向かって絵を描いている機会は多かったです。
今回は小説の合間じゃないので、時間はフリーだった分気楽でしたが。
ただ、「魔女のさだめ」はせっかくなので大型連休に入るまでに一通り書いてみようかな、とは思っています。そんなに長くないし、多分別場所を作らずにここで。(大まかな話の流れは決まりました)
同時に、絵、特にFSS関連など二次的なものは、ibisPaintに上げずにここに収める事にしました。
pixivでも良いんですが…ひとまずここなら誰にも迷惑をかけまい。
ブログに来てみたら変な絵のオンパレード(既にそうか)だったらどうもすみません。
絵の場合は、とりあえず絵が題材だと分かるようなタイトルにするようにします。
尚、新たにラベル”picture”"FSS"(ファイブスター物語)も作りました。

「真夜中の会話」の挿絵の途中から、私の絵には最初、ベースになる色が入るようになりました。
もともと白い紙が好きでなく(何か全て塗らなければならないプレッシャーが…)そのためか、デジタル絵なのにぼんやりとした仕上がりになる傾向になるようです。
(主線を黒で描かないせいもあるかも。多いのは赤か、紫、セピアです。)
しかし、明るい部分も欲しいな、という思いも徐々に湧いてきて、ある時、消しゴムでベースを淡く削ってみたら結構いい感じに仕上がったので、(その絵は今回ここにはありませんが)それ以降、ベースのを削って白の部分を浮き立たせる→色の一部が明るくなる効果をどうしたら生かせるか、そんな事を考えながら作業をするようになりました。
と同時に、黒バック(正確には黒ではありませんが)の絵や、輝かせ方をtwitterで教えて頂いたので、それも併せて出来たらいいな、と思いながら描いたのが以下の4点です。

斜体の字はタイトルです。ibisPaintだと題名つけないと「無題」になるので…
題名って、意識して無題という事にしたのならともかく、つけた方が良いのならそうしたほうが、作品にとってもよりベターだと思うのは私だけでしょうか。(ibisPaintには結構いらっしゃるので)
多分、絵をクリックすれば多少拡大すると思います。

"あの日、君と見た空"

"dawn"

"空の上"(ibisPaintアップから加筆あり)

"スペースシップ&フレンドシップ"


他にも多少ありますが(^_^;)テーマとしてはこの4点。
どの絵も削り作業が入っています。
特に"dawn"はベースの色が2色あり、(小豆色と淡い山吹色)それを同時に重ねた状態で彩色し、あとでここのベースをそれぞれ削っていく作業をしました。不思議なのですが、削り作業後、光線となるオレンジ系を一部足したら、空の色は入れていないのに、入れていない筈のブルーが見えてきました。
この見えない色の効果が出てきたとき「やった!」と思ったのも事実なのですが・・・
しかし、一番拙かったのはその題材でした(^_^;)お陰でお蔵入り。と思ったのですが、昨日綺麗な夕日を見て、ついtwipicにアップしてしまったので、観念する事にしました。
見えない光を追いかけた結果がちょっとだけ出たので、個人的にはお気に入りですが。

ついでに宇宙も描いたことがなかったので、惑星(カラミティ)を描いた"スペースシップ&フレンドシップ"も完全に手探りでした。この絵は悪戦苦闘したのが良く分かるかも。油絵苦手だったのが改めて思い出されました。
(余談ですがこの絵は漫画でウリクルがコーラスをマスターとした直後の話、として思いついて描いたものです。2人が堂々と一般ラウンジでお茶しているのがばれて直後にモラードに連れて行かれる…という感じ。)
この絵は途中クラッシュして、ibisPaintさんに修復してもらいました。感謝。

ただ、見るほうはそんなのどうでも良いんだよね…絵がちゃんとしているかどうか、感性にあっているかどうか、だけで。
その前にやることあるだろうお前!
と絵に関しても、それ以外に関しても突きつけられているような気がするこの頃です(^_^;)
ただコーラス3とウリクルについては、もう一つやりたい事と結びついて思いついたものが一枚あるので、まずそれが終わってから、リチャード・ハモンドかミカ・ハッキネンを描こうと思っています。
こんな変なアイデア(といっても、アナログの絵でも、油絵は削るテクニックはありますけどね)が何処かで生かされればいいんですけど…

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