2015年6月8日

台風のノルダ、の話題に乗るだ?Σ(゚д゚lll)

ば、馬鹿者…Σ(゚д゚lll)

今年は本当、珍しいことに映画を良く観に行ってます。
今回は新進気鋭というスタジオコロリド作の「台風のノルダ」。
Google+でフォロワさんからこの映画について特報が回ってきて、何だか気になったのです…
ただしばらくしてから、次に台詞のついた予告編を観た時、すみませんあんまり声の演技良くないなぁとも思ったのですが;^_^A
まぁ折角クチコミで気になったのだからとTOHOシネマズ新宿へ行ってきました。
直前に知った事としてこの作品は30分?もう一つ短編合わせて45分?と驚きましたが、そのせいか当日券大人でも1200円でした。
こういう短いアニメ作品や短編映画の通常上映は、なかなか機会に恵まれなかったりしますし、見る側の楽しみを増やす点でもアリかも知れません。

そして作品なのですが…すみません、映画館を出た時から首をひねりました(;^_^A決して全くもってつまらない訳ではないし、作りはとても緻密で凝っていたけれども、クチコミなかったら見に行かなかっただろうな、が第一印象でした。(あ、でも宇宙船のCGは映像から浮いていたと思いますが)
というのも私はアニメ雑誌をとある漫画の為に毎月買って大体のページは勿体ないから一応見る、でもそこに載っているアニメは殆ど観る事はないのですが、…そんな私でも「こういうのって、なんかどこかで見た事ないかい?」みたいな絵やモチーフで飾られているような気分になりましたし、何より観賞後の余韻が薄い。
例えばノルダさんのおかれた背景、時間が少ないのは分かるのですが宇宙人なのは伝わっても、彼女が特殊能力を持つのかはたまた偉い人なのか、一体何に縛られ、例え解放されてひとり無事に帰ってもその後どうなるのかも分からない。単なる可愛い少女で、彼女の背後に控えている筈の異惑星での物語を感じる事が難しい。

その説明はもしも台詞でなくても、例えば着ていた服や言葉遣いでも多少匂わせることは可能なはずですが…となると、最初の全裸で着替えてるシーン、いるの?になるし、第一ドラマの展開上彼女が学校の制服である必要がどこにもないと思いますが…
男性陣ももうちょっと、喧嘩というか、仲違いの原因を主人公の台詞だけに留めるのは…とも感じました。
30分にしては話しがきちんと纏まっていたけれども、時間が短いことを盾に勢いで見せたのかなぁ、と突っ込みどころも決して少なくないように思いました。
そして声も終始、演技がキャラクターに浸透したような感じはしませんでしたし。
でもそれでも台風のノルダはまだ納得し、繰り広げられるドラマに委ねながら観ることが出来たでしょうか?

個人的にはその前の短編「陽なたのアオシグレ」はもっと苦手でした…
映像は畳み掛けるジェットコースター的要素を含む演出とおもちゃ箱的洪水が鮮やかで、映像も美しく楽しそうなのですが、この作品に関しては
「"小学校高学年〜中学2年生位の思春期の淡いココロと妄想"に見せかけてるけどこれ、作り手のオトナがする妄想じゃない…?」としか思えませんでした。
この点についてあえて何か一つ書くとすれば、物語は日野が舞台らしき場所になっているのに、鳥に乗って繰り広げられる男の子の妄想になると新宿西口一体が背景にあるのは彼の幼さそうな年齢と経験値からあり得ないだろう…と。
物語だから、演出だから良いじゃない、かも知れないけれども一方、彼の心に描く世界はそんなに狭く纏まったものなの?となりました。
15分あまりと、短かった筈なのにえらく長く感じました…。










2015年4月27日

作品を一切を読んだことのない人の映画感想。「ドラゴンボールZ 復活のF」

こちらのブログを書くのは二年ぶり?になるのでしょうか・・・
そして何故かまた映画作品の感想文です。
私個人はなんということか、「花の詩女 ゴティックメード」以外の作品では「風立ちぬ」を見てから映画館に足を運ぶことはずっとずっとしていなかったことでした。
コンサートや他のことで忙しかったのもあったのですが、「1時間以上拘束されて興味がわかなかった時の損失」が辛かったのかもしれません。

なのですが、2015年4月、突然私は4回も映画を楽しんだようです^^;
一つはTOHOシネマズ新宿でのこけら落とし上映で行われたゴティックメードだったのですが、それにしたって、こんなことは非常に珍しい!!
「ディオールと私」
「ROAD」
どちらも映像はとても美しく、また繰り広げられるドラマに魅せられた時間でした。(偶然ですがどちらもドキュメンタリー映画でしたね!この2作品はどちらも現在も上映中&全国巡回するようなので機会がありましたら是非皆様もどうぞ!)

しかしこの映画に関しては・・・自分でどうして選択したのかもよく分かりません。
永野護先生と川村万梨阿さんのサイン色紙を見たいがゆえに、劇場(TOHOシネマズ新宿)に入るには何か作品を選んで映画を観てこなければなりませんでした^^;
そして散々映画館の上映リストを見て悩み、私が選んだのが・・・何故かこのドラゴンボールでした。
私はこの漫画も一切読んだこともなく、よりによってIMAX3D上映形式でチケットも一番高かったこの作品を選んだのは・・・、脚本を原作者の鳥山明先生ご自身が書いているというニュースを何処かで目にしたような記憶があったから、かも知れません。(IMAXという上映システムにも非常に興味はありましたが)
でも今思えば、この作品に私が呼ばれたのかもしれないなと、思いました。

映画を見た二日後にSNS/Google+でこの映画の感想文を書いています。
その後劇場入場者特典で頂いた謎の冊子を開いたのですが、これがなんと設定資料集でした^^;
それでキャラクターのお名前とかある程度のこともわかったのですが、この後の本文はあえて直しませんでした。
しかし鳥山明先生と永野護先生・・・ひょっとして天才は何処かでえらく似通っている?
そんな事を思いながら設定資料集を眺め、鳥山明先生のお言葉にどこか考えてしまったりしてしまうのでした。

では漫画作品を一切読んだことのない私が鑑賞した「ドラゴンボールZ 復活のF」(なんと映画化19作目らしい)の感想文をこの後でお送りすることにします。
ネタバレ注意ものだと思いますので鑑賞予定の方は読むのを避けて下さいね。
(尚、永野先生ファン向けのことは私の別ブログ”絶対秘密。”で書かせていただきました。ご興味有る方は良かったら。)