2012年11月12日

その5


とにかく今回一番の不満だったのが…宣伝費なかったんかい‼と言いたくなるような作品以外でのお粗末さ。
今でも「え、ゴティックメード公開していたの?」「出来ていたの」「映画作ってたんだ…(これは少数だけど、いた。)」というツイートを幾度となく見かける度に思う。このツイート自体はまだ映画のことを知り得たんだからいい方です。ひょっとするとFSSファンでもかなり暫く経ってから気がつく人出てきますよこれでは…

もうとにかく何もかもがずれている。

雑誌ニュータイプでの情報は少なく(作品に関するものではなくイベント系。あんなギリギリじゃ載せられないか…)、
公式サイトはFLASHの嵐なのかPCでないと確認出来ない。スマートフォンの方も多いだろうに。ネットの認識、数年分止まってる?(デザインは工夫できるでしょうに…)
また、折角永野先生と井上社長の楽しいお話が聴けるまも☆しんは何故かPodcast。(これ、YouTubeとかニコニコ動画に出来なかったのか?閉鎖的印象も抱きつつ聴いてました。公式サイトに動画置いておくだけでも違っただろうに…と思ったけど、公式のお洒落感??を削ぐから?。いやそんな場合では…)
おまけに最初は公式SNSがFacebookしかなかった。(実名で漫画やアニメを語れる方は絞られてしまうはず…)その後で出来たツイッターも情報が遅いし何より、熱意を感じない。
ツイッターを工夫して使っている企業アカウントは、自ら祭りが生み出せる様、色々発信したり(それが例え売りたいものと直接関係のないことでも)ファンに提案してくるのになぁ。ツイッターできた時に公式ハッシュタグ作ってくれとすぐお願いしたのに、出来たのは大分後だし、また面倒なタグを…(ごめんなさい。公式タグ#GTM_1101使ってますがアンダーバーやめて欲しかった…字数考えないならなら#ゴティックメードで良かったんじゃ。)
プログレさんの(エスト表紙のね)アカウントはプログレという音楽を多いに広めよう、という思いを多いに感じるのになぁ。少なくともこの作品の、あるいは永野先生の何かを伝えたい、という個人の姿が(偽であれ)浮かび上がってくるようでないと、ツイッターでの発信は、bot以下の存在になってしまうと私は思います。

ニュータイプだってFSSトランプの件で多いに失望。…私は以前の宣言通りあれは買ってませんが^^;先生のことでは一番当てにしているんだから綴りを間違えないでくださいよ…やっぱり熱意がないのかと思ってしまうではないですか。

私は多分、このブログを書いていた以上、ファンの中でもマメに情報チェックしていた方だと思うし分かればツイートやブログで即話題にするようにはしていましたが、何せ偏見強いただの一ファンでは限界があり過ぎる。もうそれはここ半年多いに痛感したことです。
公式が同じ事言ってくれたならもっと情報の輪が広がるのに。と思った事は何回かあります。
しかしそれ以上に、まも☆しんで製作発表イベント決定情報が2日前とか、公開前日イベント発表が3日前とか、告知そのものが遅すぎるよorz
これは実際にファンが足を運ぶ、運ばない、というのもありますがその前にそんな事があるんだ、という情報そのものが時間がないから大きく流れない。それでは映画の宣伝に全くなっていませんよ!
それでも私は、幕張メッセのイベントは、知ったのが2日前でもその日だけは空いていたので、何とか出かけてブログの記事にしようかと思いましたが、調べたらチケットが既にないイベントだとわかり、その時は物凄くガッカリしました。ファンをワクワクさせる筈の数少ないイベントなのに、失望させてどうするんだ…

とにかく11月1日映画ゴティックメードが公開されます!こんな映画でこんなイベントも予定しているよ。楽しみにしていてね‼という情報すらちゃんと流れないようでは、ファンもそうだし、そうでない人はもっと知り様がない。何でこんなに「響かない宣伝活動」になってしまったのかは、大いに疑問に感じています。
製作延期とかで色々狂ってしまった点もあったのかも知れないけど、さ…

※新宿タワレコで川村万梨阿さんのミニライブイベントが12月15日にあります。(私は行けませんが)これくらいじゃない?普通の人がスケジュール調整して行ってみようかと思える余裕のあるイベントは…まだ時間がありますので、もしご興味がある方はこちらをお読みになった上で、参加券をもらって楽しんできてください。


さてもう映画は公開されてしまったので、後はクチコミやこういった活動に僅かな希望を託しつつ。
GTMの世界は、私にとって魅惑の世界でした。映画でもアニメでもなく、美術館に作品を観に行くような感じ。
前にも書きましたが、草原のそよぎ、見たことあるような、でもないだろう雨の風景、雷雲に砂漠の乾いた感触、刻刻と色を変える空と大地と水面の色、民族と衣装、食べ物!(どれも美味しそう…スタッフドトマトとかナンとか。うどんも見られてここは中央アジアかしら。もともとイラン料理とか好きなので眼がキラキラしたかも^^;トリハロンのおやつらしきショートブレッドも良いですね。)
そしてキャラクターの周りをふわりとなびく風。ただただ美しく思え、あの世界に潜りたいなとスクリーン越しに思いました。
展覧会を見ている様な…という色の変化に、突然謎の幻像が忍び足で飛び込んで、たちまち急スピードと爆発音のような感覚を得た時、恐怖と美しいな、という思いが同時にやってきて、これは非常に身震いがしました。個人的にはカイゼリンのシーン以上に鮮明に。
カイゼリンに関しては…綺麗だな、と思っているうちに全て終わってしまったのがちと残念でした。ただ気になったのは、その後あのエンブレムを探し当てるシーン。彼女?の頭脳がそうさせたの?それともここはおとぎ話?(KOGがジュノーンに剣を渡すような)それによって話の印象がまた変わり、若干気になるところではあります。
そうそう、サントラについても書きたい。グッズの中でイチオシだと思います。映画を気に入った方は是非手にとって頂きたい程。演奏も丁寧で美しい。録音も素晴らしい。途中からは更なる熱気も追加されます。永野先生のレビューもあるよ。(ただ、カイゼリンという曲は、JesusJonesの"Phoenix"や"Starting from scratch"とか似ているんだけど…やっぱりマヨール・レーベンハイトのモデルってマイク・エドワーズ?^^;)
そうそう、今かかっている「巨大な陰謀」は、FSSでも色々使えそうです。漫画ファイブスター物語を再度読み返してると時折この曲が頭をよぎるようになりました。お試しあれ。

色々賛否両論あるようですが、私個人は、初回はファン向きかとも思いましたが、2回目、3回目と印象が変わり、この作品はFSS全く関係なく好き嫌いが生じるように思いました。この作品からFSS知った方は後々、その背後に潜むものに驚けば良いじゃないですか。映画ゴティックメードのお話はオペラの多くがそうであるように、FSSとも違って至ってシンプルです。だからこそ余計浮かび上がる「作者のデザインとこだわりと世界そのもの」を気に入って頂けるのはセンセイのファンだけではないと今は強く思います。
(FSS知らないけど映画に興味を示し、気に入って下さりそうな方にはいきなりツイートでお声をおかけしてしまった方もいます。もしいたらあの時は不躾ですみませんでした。素敵な出会いになっていれば良いのですが…)
前にも書きましたがこの作品は映画ではなく、永野先生が手がけた芸術作品だと思ったら全てが合点がいくようになりました。作品だけなら大変贅沢で手間暇かけただけのことはあります。熱狂と冷淡が見る方によって同居する映画というのもまた面白い。アートって本来はこんなものではないでしょうか。

しかし、私たちも先生も時間がそう潤沢に残されているわけではありません。コーラス3のように剣を託す訳にも行きません。どうぞ先生にはなるべく早く、世界の続きを観せて頂きたいものです。

20121112
”チーク”(cheekandlip)

追記
色々飛び交っている最後の人物。多分ウォータークラウン+エストから=レーダー9だと思うのは間違いない(と思う)のですが、レーダー9=ジークボゥ→まんまトリハロンだと飛躍しているのはどうも私だけみたいだなぁ・・・^^;単純すぎる?
でもカイゼリンに乗って敵を倒したときの姿。何故彼は涙ぐむ?
実際の戦闘がはじめてだったの?
ベリンに責められるのが悲しかったの?
それとも必要に迫られた事とはいえ、人殺しそのものが、彼には辛い事なの?
(↑勿論物語り上での、お話でですよ。)

これがいずれの場合にせよ、どうも強い筈なのに気持ちが繊細すぎるだろう皇子様~と感じてしまうのですが。おいおい大丈夫かよ、と思いながらドラマが進行していくと、ベリンはそんな彼を理解しつつも、そんな彼だからこそ皇帝になるように進言します。
血が流れる事の苦しみが分かる彼だからこそ。と思った瞬間、ジークボゥの説明文と重なるような、そんな気がしたのです。トリハロンは「優しい人物」なのだと。
そしてどういう経緯があったのか詳しくは分かりませんが、彼は戦闘によらずに、周辺諸国を纏め上げ、やがては二重帝国の皇帝になります。(この周辺諸国を纏め上げ~という表記は、戦争を国是としないコーラス王朝の成り立ちでも時々出てきますね。)
そんな偉大な人物であるならば、レーダー9がそっくりさんであっても良いなぁ、と思ったのです。
ダイ・グも素晴らしい人物なのですが、彼はシステム・カリギュラの暗躍すらも利用しつつ戦によってフィルモアに別の領土をもたらそうと画策します。(それが決して彼の本意でなくてもね)
しかしこれが上手く行かないだろうと、年表を目の当たりにしている多くの読者は彼の悲哀と共に大いに不安に感じている筈です。
加えてフィルモアには星崩壊までに時間がありません。そんな中もっと「優しい人物」が皇帝になってしまったら・・・
それでも何か重大な決意を伴って事に当たるとしたら、きっとダイ・グとは違う方法で何か乗り切ろうとするのではないか、そんなドラマがあっても・・・いいかなぁ。と。
ただし、フィルモア帝国の組織内はあまりに複雑で正直関わりたくないような部分も多いにあるような気がして、そういうのにどう立ち向かいつつ一つに纏め上げるのか。(でないと国民が滅亡してしまう)そんな事をラストを見ながら思ったのは確かです。
たとえこの文章が大外れでも、フィルモアの星崩壊が起こるのは年表上の事実ですし、そんな事に頭を巡らせられただけでも良かったかな、と思っております。

2012年11月11日

その4


お祭り最終文書なので、ここは遠慮も配慮もなく書いてみようかと。
ゴティックメード、結局3回観に行きましたが、漫画のように好きな時にふらりと観に行ければありがたいのに。と思います。
公開中にあと1回は足を運びたいですが、あの風景を、あの物語は叩き込むものではないと思います。
BDですら不可能かもしれない高画質だというのが本当だったら、という不安がありますが。あ、でも家のテレビじゃ、全く表現力足りないでしょうが。それが一般的なご家庭の最新型でもね。

映画ゴティックメードは、いきなりわかり難い例えで申し訳ないですが、パガーニ・ゾンダRみたいな映画でした。
今家のTopGearのカレンダーがそのゾンダRなのですが。
パガーニはイタリアのスポーツカー・メーカーです。
ゾンダはその個性的だけど流麗なルックスと、妙に少年っぽい感覚、そしてレーシングカー的要素を秘めた市販車として人気があり、パガーニ自体は小さなメーカーですが、一躍車好きにその名を知られるようになった所だと思っていただければ。
※ちなみにTopGearというのはイギリスの自動車番組なのですが、現在BSフジ&ニコニコ動画で再放送されています。永野先生も大好きみたい。…成る程ね。この番組好きはGTM、好きになるかもね。

その中でもゾンダRは異彩を放っています。

まず、公道を走れません。
FIAのレギュレーションを満たしていないので、レースにも出られません。
サーキットで個人的に走らせるしか、持ち主は使えない車です。
しかも、見た目はどう見てもかっこ良いプロトタイプ。エンジン音はF1。(今のF1よりも良いかも?)そんな車です。
そのルックスなど知りたい方は wikiにあるゾンダの項目をどうぞ。 たっかそうでしょう!?^^;

ある日レンタカーを頼んだら、この車がやって来たような感覚です。

・普通車じゃなきゃ駄目?じゃあNG。
・これで公道走ったら警察来るんじゃ…じゃあNG。
・でも乗ってみたい!!格好いい!

・パガーニの車が借りられる!じゃあ乗る!絶対乗る!
・えー、でもゾンダRじゃ免許抹消されるかも…

この映画の対象者は真ん中の2通りだけです。これで多少お分かり頂けたでしょうか。
つまりはじめましてでも惹かれれば楽しめるだろうし、かなりのFSSファンでもNGな方はいると思われる、という点です。でもリスクを顧みず試してみようと手を出した方は至福。
私は当然?下から2番目ですね。免許取り消しになっても良いから乗りたい。ー勿論乗ったら乗ったで印象やら不満もあるのですが。

その不満についてから。主役二人のお話…これはまた後ほど大いに語りますが、それ以外が全くと良いほど薄味なこと。
ボットバルトもアデムも、他の皆さんも。これははじめての方にわかり易くするため?
それともFSSのスパコーンとヘアードのドラマに繋げよ、ということ?(違うと思うが…^^;)
私はGTMが70分強の作品だと知ってから極力情報は頭に入れないように努めてきました。短いと判った分、PCでなく、スクリーンで驚きたかったから。
なので初回は主役2人とカイゼリンの名前しか覚えていきませんでしたが^^;でも、それでもNTとかは買ったりしていたので他のキャラクターがいることは承知していました。
これを念入りにチェックされて、あれこれ活躍を期待していたファンほどガッカリした可能性が、私の頭をよぎりました。
ただFSSファンだったら、あの方みたいに全く活躍しない可能性も考慮しとく必要、あったのかも知れないけどorz
もう5分で良かった。せめてあの二人には、もうちょっと喋って一体どうなったのか位匂わせて欲しかったです。
あと、最後の文!せめて2カット、皇帝トリハロンと詩女ベリンの正装とか仕事ぶりでも絵にして表して欲しかった。ちょっと知らない方には説明不足と感じました。多分それ位なら後ほどのネタバレにはつながらなかったはず。

作品内容の不満については以上^^;
ただそれ以外にもネガティブなお話はあるのでそれについては後ほど。

ではキャラクターの話が出たので、ベリンとトリハロンについてでも。
これ書くと皆さんに唖然とされそうなのですが…
私がFSSで大好きなシーンを挙げると
「2巻でコーラス3とウリクルが黒騎士見に行ったシーン」
「9巻でモンドとバナロッテが互いの騎乗する個体を見せ合うシーン」
「11巻、ちゃあとジョーディ先輩がバイト先で語らうシーン」
を出してしまう私が、このお話キライな訳ないでしょー‼orz
(何でそのシーンなんだよ、とFSSファンの皆様に言われそうなものばかり・・・いや好きなんだ。ごめん。)

ちょっと意地悪込みのスッキリとした表情を出すかと思えば、真剣なまなざしで訴え、かと思ったら可憐に優雅に種を巻き、柔らかい微笑みを見せるベリンに、
怒り心頭にぶちまけてみたり、オブラートにくるんでみたり、一方で皇子の立場と少年の若さが合わさった強い責任感を感じさせるトリハロン。
先生のボーイミーツガール話しはもう問答無用と言ってしまう位大好きなのですが、これはまた予想以上の感覚でした。
やさしい空気を感じるんですよ。今時の少女漫画だって刺激が…という感じなのに。こんなの観て幼稚だと言う人がいても不思議ではありませんが、そう言っている人がもし隣にいたら、このテンポと共感が、相思相愛の第一歩だと気づかんのかー!と言い返してしまうかもしれない。心を通わせつつもきっとふたりはもう出会わなくて、二人とも民衆に心砕く人生を送るんだろうけど、それでも互いは「私の大切なあなた」なのかなぁ。とこれまた少女漫画のようなセリフを呟くLDI同様に(私もトシですしねorz)しみじみしてしまったのに。
あのラストが…えっ、えっつ、えーーーーっ‼

※そして色々妄想していたのですが、どうも皆さんと予想が違う…
ベリンはレーダー9を見守っていくのだと思ってました。私は彼を「久しぶりの新規時空越えキャラ」だと認識していたのですが…。
成長したジークボゥであり、トリハロンそのものじゃん、(コーラスみたいにやや風情が変わって)と思ってしまったのですが…違うのかなぁ。
私のアタマがお花畑と言われればそれまでですが、カラミティに蒔いた種がプロトン城に咲いて時代が移り、アドラー侵攻あたりの絵かと勝手に思っていました(クリスが若干老けてますし)
どうも当たってなさそうなのでショボーン。でも一応書いておきます…
※先生のどうだ、参ったか!ハッハッハ~!!みたいな顔が浮かんできてしまい、すごく仏頂面作りたくなりますよ本当orz。

長くなってしまったので、後半に。




2012年11月7日

その3


再びどうもこんにちは。
これは思い切り妄想含んでいるので、どうしようかとも思ったのですが、映画のネタバレに繋がるしなぁ、と再びこちらからお送りします。

映画ゴティックメードの物語…というか、ベリンとトリハロンのふたりを見ていて、私は「また感じた気分」がありました。
永野先生の漫画には色々な表現…ハードでエグいのもあるけれど…時折「おいこれは少女漫画かい!?」というように受け取れるようなことがあります。
(別に少女漫画詳しい訳ではありませんが…)
FSSにもこういう印象を抱いたことが何度かあるし、他の作品でも、あるいは実生活でも一度だけ感じたことです。
そして私は永野先生が描く「こういう感じ」が大好きで、思わず嬉しくなったものですが…
…しかしこの印象を自分の中で確たるものにまでは出来ず、1回目が終わってしまいました。
しかし2回目のあと、舞台挨拶で永野先生がある一言をあのふたりに対して言ってくれたお陰で、私も大いに納得し、3回目はすっかり浸ってしまったのでした。

…そんな事を頭の片隅に記憶しつつ、もう一度FSSのリブートやらDESIGNSやらトレーサーを見返していたら、思いついた事です。
その思いつきは物凄い急激に、昔からあった疑問や、FSSのこれからの事がパズルのようにバタバタと埋まっていきました。
勿論これが正解だとは思いません。(もう既に違う事を考えていらっしゃる方もいますし、そちらの方が正しい気も自分でもするのですが)
ただこれも何か辻褄は合うような気もするので、妄想垂れ流しだと思って笑って読んでやって下さい。
どうせ(^_^;)答えが出るのは何年も先で、忘れてしまうでしょうしね。


まず映画で一つ判ったことを思い返しながら、トレーサーのユニオ5の記事を読み返してみました。
…ますますわからない。一番謎なのが「やがてはジュノー星にも影響を与え、コーラスの血を守り、クローソーをずっと守っている」
は?か、関係ないじゃないと一度は思ったのですが…
でも、今度はノルガン・ジークボゥの記事をリブート7から。
「誰もが驚く人物を妻とし、膨大な人々の命を救う。そして彼にはとある女性が絶えず見守っていて、その女性が彼を導く」
この文の最後にある、ジークボゥを導く女性は、さっきの事からユニオ5なのだと確信しました。だって彼とそっくりだったし!
(まぁそうでなくとも血筋とかありますが…)

じゃあジークボゥは誰と結婚するの?あと、句読点の解釈が分かり難かったけど、「膨大な命➡フィルモア帝国民」を救うのは、結婚によりもたらされるの?
頭を巡らせたら…いるじゃん、一人だけ。ふたつの文章に合いそうな、該当する人物が。

…もう判った方もいるとは思いますが、ここで昔からあった疑問が2つ。
「どうしてコーラス6は3巻で、フィルモアのパルチザンにいたの?」
「モンド・ホータスは、ジュノーにいるのにどうしてフィルモアの名残を多く残しているの?」
でした。
前者はまぁ身を隠すため、後者はそれだけ国の影響力が強かった、と片付けられるのですが…
でもブロードの先祖が何をしたか分かっていて、(あの説明シーンの前に彼は知っているはず)いくら大いなる過去の話とはいえ、あそこにコーラス6がいるのは何か変な気がちょっとしていました。フィルモアのパルチザンがでかいのかな、とかそんな風に思うことにしましたが。
後者は、滅びた国の象徴が何万年後別の星で大いに残っているのは、カラミティがなくなったあと、人々の思いがそうさせたのかな…でも良くわかりませんでした。

でもどちらもこれで解決するかも。
私が頭に思い浮かんだ妄想は
「ジークボゥはセイレイと結婚して和平を結び、フィルモアの一部がジュノーに移される」

…でした。どうでしょう?
でも、AKDのカラミティ侵攻の頃にはもうAKDの影響のない星はジュノーしかありません。
あと、今現在、フィルモアとコーラスは国交断絶状態…それも王族とはいえ一個人の恨みだけでそうなっちゃった(まぁラルゴの件がなくてもそうなってしまったかも知れないけど)のだから、大国同士の和解って何処かでなされるのではないかと前から頭にあったのですが…
大国同士が戦争を伴わず手を結ぶ、のはゴティックメードのモチーフとしてもありますし、繰り返されてもいいかな、と。

となるとDESIGNSの、それ以外でもあったような気がするセイレイに添えられた言葉
「理屈ではなく結果として彼女はコーラスの王女」
というのも凄く説得力が出てくる。分かりませんが、ダイ・グにはかなり怒りを表していた彼女が、その正体を知らぬままジークボゥに出会っちゃったりなんかしたら…
しかも娘を騎士には嫁がせたくない、と母エルメラ王妃は言ってますが…「ジークボゥのファティマは皆借り物で、生涯ファティマを娶らなかった」んですよ。これならOK?(いやそういう問題…か?)
しかもコーラス4は血を遺さず、セイレイの家系がコーラスの主流になって行きます。…当然コーラス6も。
繋がるじゃん!さっきのユニオ5のことも。私の抱いた疑問も。

…と思ってしまったわけです。いかがでしょう。え、おかしい??
果たしてその答えはいつわかるのかなぁ…

私が映画でベリンとトリハロンに感じていたもの、それは「恋をする前の柔らかな空気」でした。
それは例え言い争いをしていたってハッとするんです。何故かFSSではたまーに、何回か体感しました。そしてそれがとても好きだったりします。
他の映画でも一度だけあって、それは「おもひでぽろぽろ」だったりします。昔家族と観に行って父が「これは大人が観るべき映画だね」と感心していたのを後になって気付かされた一作です。当時は判らなかったのですが。
ただ二人は手すら触れあうこともなく別れてしまいました。それでちょっと悩んだのですが、
センセイが舞台挨拶でふたりの事を「淡い恋」だと仰って頂けたので、ああ、あってたんだ!とホッとしました。(^_^;)…

でも皆さんの身近にこういう空気を感じるひとがいるのなら、その手は絶対離さない方が良いですよ。

…以上、妄想終了。

20121107
チーク(@cheekandlip)

2012年11月6日

その1


どうもこんにちは。
映画ゴティックメードをご覧になられた方の中には、ひょっとして永野護先生の作品に接するのがはじめてだった方も決して少なくないとは思います。
映画をご覧になられて、どう感じられたかは勿論人それぞれです。
どうも先生の漫画作品「ファイブスター物語」とも関係あるらしい。それを知っていたか知らなかったか。それもそれぞれです。
それでも何かがとても印象に残った、あの二人の続きが気になった、あのゴティックメードってどうなっていくの?変な人たちいたけど何?
とにかく永野先生が作り上げた映画世界の続きを知りたい方への、これは簡単なガイドです。
もしこれを読んで分からないことがあれば遠慮なくご質問をいただければと思います・・・とはいってもファイブスター物語に四半世紀付き合ってしまった私でも、ゴティックメードの情報には分からないことも多いので、その点はご了承を^^;(不明の場合は今回ちゃんとその点も記させていただきます。)

まず・・・映画をご覧になって、この世界を気に入られたあなた。この後どうしましょうか。

とりあえずファイブスター物語の単行本1巻、もしくは最近新しく出たFSSリブート1を手に取ってみてください。(FSSはFive Star Storiesからくる略称です。)パンフレットをお持ちの方は、一番後ろに本の表紙が掲載されているのでそのリストを是非ご覧下さい。
映画ゴティックメードの冒頭、鳳凰(角川書店のマークですね)が星々を駆け抜け、その羽根の一枚がしおりのように漫画の一ページに落ちていきます。
あそこに出て来た書物はFSS12巻(既刊の一番最新のもの)のメインの最終頁(本当は続きがあるんですが)になります。
あそこで閉じられ、登場した少年少女達は、映画ゴティックメードと関連性があります。
しかしいきなりそこから追っても訳が分からないので、1巻から読むのが無難だと思います。

さて二種類あるFSS。単行本1巻がいいか、リブート1が良いかは、書き直し部分があるか、連載時のままか、という多少の違いはありますけれど、本屋さんにあったほう、あるいは表紙の好みで選んでいただいて全く構わないと思います。
え?手っ取り早く知りたい?そんな方は1989年に公開された劇場版ファイブスター物語を。ブルーレイディスクも現在発売中ですが、ドコモのアニメストアでも月額420円のパックで視聴可能。
こちらは永野先生全く関わっていませんが、奥様の川村万梨阿さんがベリン同様、こちらでも主役の声をされています。66分なのでゴティックメードとほぼ同程度の長さです。内容もおおむね原作どおりになっているので、漫画じゃ不安な方はこちらからでも追随可能です。

1巻をひとまずご覧になられたら、あ、映画に何人か同じような人がでていた様な、そんな気がしませんか?
漫画本が閉じられた後、冒頭シーンにいきなり微笑をたたえて登場したのは、ファイブスター物語の主役,
レディオス・ソープ(本当の名前は違いますがここでは伏せます。)とファティマ・ラキシスになります。そして角川書店のマークを持った書をパタンと閉じる謎の女性。この3人は乱暴に書きますが、この世界の神様です。
そして漫画ファイブスター物語の巻末には年表というものが必ず存在します。
ファイブスター物語は、この年表に書かれている出来事が不動のものとして絶対的な存在になります。ご面倒かもしれませんが是非一度目を通して頂きたいです。
そして白い本を閉じる女性の名前も、この年表の最後に書かれているので良かったらご覧下さい。というか彼女も、もう既に何回も物語には登場していますが。神様ですから。

ファイブスター物語1巻は年表右下あたり、成人したラキシスがソープと再会する2988年から始まっていきます。
しかし読み進めていくと途中で過去の話になったり、あるいは年表を超えたはるか未来の話になったり、あるいは全く異なる宇宙の話に移ったり、連載の時空系列は時々えらい勢いで飛躍します。
・・・ここまで書いたらお分かりになったでしょうか。ゴティックメードもファイブスター物語に絡んだ、どこかの歴史の話なのです。
その割には星や国の名前とか、出て来るロボットの名前とかが違いますが、それはまた後ほど。

映画ゴティックメードに登場するトリハロンは映画ではドナウ帝国の第3皇子という立場で詩女の警護を担当しますが、その後彼はベリンとの誓いを守って周辺諸国をまとめ、結果として"二重帝国"の初代皇帝になります。(映画では字での紹介だけですが・・・)
この二重帝国がファイブスター物語では名前を伴って登場します。(最後のキャスト紹介で一応その名前が出て来るのですが、あんまり速くて分かりませんよね^^;)その名はフィルモア帝国。
FSSの1巻でもひとコマだけ、その時の君主レーダー8世が登場しています。トリハロンは彼の遥か昔のご先祖様にあたるのです。
そしてフィルモア帝国はその後もずっとずっと、色々な形で登場します。主役のソープとラキシスのいる国家ではありませんが、かなり影響力の強い国なのです。時には物語の悪役的立場として登場することもあります。

さてファイブスター物語の年表に記されていて、もうかなり以前からファンの間ではその歴史が当然のように記憶され、加えてその一部がもう漫画には示されている未来の話があります。
このフィルモア帝国のある星、カラミティ・ゴーダースがやがて星ごとなくなってしまうのです。
1巻の巻末にある年表を今一度ご覧頂くと、それが3239年であることがお分かりになると思います。
ちなみに12巻現在では3031年の話が書かれています。え、まだ200年ある?いえ実はこの世界の人間の寿命は360歳位(かなり老いた状態で)あるので、実はもうあまり時間がありません。
現在漫画の世界では、この星の危機をもう既にフィルモア皇帝は承知していて、あれこれ動いています。それがどうなっていくかは、まだ今の時点では分かりません。
ここで重要な役として登場するのが冒頭の表紙12巻表紙に出て来る金髪ウェーブ姿の女性・・・しおりに閉じられた少女も同じです。
彼女の名前はクリスティン・V。彼女は当時の皇帝ダイ・グ・フィルモア5世に仕えるハイランダーです。
ハイランダー・・・ゴティックメードにもその単語が出てきます。この意味は両作品とも同じ、皇帝騎士で良いです。
そして皇帝ダイ・グはあの頁に出て来る少年です。

あれ、金髪ウェーブの女性って、最後に出てこない?
あれがクリスティン?・・・はい、そうです。
カラミティ・ゴーダースの星が崩壊する時まで、彼女はフィルモア帝国の皇帝に仕え続けます。
でもただ星が崩壊するのを待つわけではありません。まず多くの帝国民を、星の民をどこかに移さなくてはなりません。それはフィルモア帝国皇帝の宿命。
それを成し遂げなければならないのは、最後の最後に登場した、茜色のボロボロの衣を上に纏ったフィルモア皇帝なのです。それも妙なくらいトリハロンそっくりの、黒髪の彼。
あの茜色の衣は、ベリンが織った布を、トリハロンが皇帝の衣として仕立て上げ、それが3千年の時を越えて、代々の皇帝に受け継がれ着ている物なのです。漫画でも若き皇帝ダイ・グが当然のようにそれを着て戦陣に飛び出していきました。
但し、映画ゴティックメードの画面でアップになって現れるフィルモア皇帝・・・彼はダイ・グではありません。
このトリハロンそっくりの彼はファイブスター物語の連載が再開されるとほぼすぐに、新たに登場することが決まっています。勿論トリハロンとは違う名前です。まだこの時はフィルモア皇帝ではなく、トリハロンと似た年頃の少年です。
彼は非常に誠実で優しく、人望のある人柄なのだそうです。・・・あれ、そんなところもトリハロンに似ていませんか?

このトリハロン似のキャラクター・・・ややこしくなるので今は名前は伏せますが彼がやがて何と言う名前のフィルモア皇帝になるのかも既にファンには明らかになっています。
それがどうして分かるの?そして今漫画に出ているダイ・グ・フィルモア5世はどうなってしまうの?そしてこのトリハロン似の彼・・もし中身まで彼とそっくりだったら、いささか繊細過ぎないかと思われる新たなフィルモア皇帝は、星がなくなってしまう危機に一体どう立ち向かうの?
そういうのをあれこれ推察して楽しむのも、漫画ファイブスター物語の醍醐味の一つになると思われます。

やっぱり長くなっちゃったなぁ、まだFSS絡みのキャラクターは他にも登場しています。次回はそれも少し。ベリンのこともちょっと書きたいですが・・・







その2


さてすみません、こんなのに長々お付き合い下さりどうもありがとうございます。

さて映画ゴティックメードの最後に登場する謎のフィルモア皇帝。先にも書いたように彼はまだ漫画の最新刊にも登場しておりません。しかしどうしてファンは彼の名前がわかるのか?
それは「設定画」の存在です。
漫画ファイブスター物語の最初には必ずカラー頁があって、そこにセルで書かれた主な登場人物の絵と、簡単な説明が書かれているのをご確認できると思います。1巻なら、ラキシスもソープも掲載されていますね。
これを漫画の進行とは全く別に、作者は時々新しいキャラクターの存在を一枚の設定画とそれに付随する情報の形で予告しており、(そうではない場合もありますが)それは副読本という形になって、ファンに最新情報として提供しているからです。
今現在、それがまとまっていて容易が入手なものに「DESIGNS」という設定画集というものが出版されています。DESIGNSは現在1~3まで本屋さんで発売中。
そして次のDESIGNS4が発刊された時、漫画の連載再開が同時にスタートする事も作者は何年も前から宣言されています。

勿論ファイブスター物語は漫画単独だけでも充分に楽しめるのですが、DESIGNSはより深く世界に嵌りたい方への・・・贈り物なのでしょうか。
しかし、設定画が登場したからといって、実際に漫画に出て来るのはいつの日になるのかはわかりません。先ほど書いたクリスティン・Vだってその存在や画はかなり昔から示されていたものの、実際に登場したのは・・・いつだ?(^_^;)
※ただ残念ながらゴティックメードに登場するフィルモア皇帝に関する記載はDESIGNS4に載る筈です。急ぎ確認したい方は、リブート7に少年時の名前で白黒の線画と説明が掲載されていますのでそちらをどうぞ。

数多くある設定画からこの謎のフィルモア皇帝を読み進めていこうとすると、彼の隣にいたオレンジ色の女性の存在が重要視されます。彼女の名前はエスト。そう、もう1巻の冒頭に登場していますね。
彼女と、クリスティンの隣にいたもうひとりの孔雀色の女性・・・変な歩きかたしていましたね。これに関しては私もさっぱり分かりませんが(^_^;)この少女の名前は町(まち)というのですが。
彼女たちは映画ゴティックメートには直接関係ないのですが、ファイブスター物語では大変重要な役割を果たしています。
彼女たちはファティマと呼ばれる人工生命体。
ひとりの騎士(ヘッドライナー。ゴティックメードにもでてきた”天を取るもの”としての称号ですね。FSSでは元からこう呼ばれます。)に仕え、彼らの搭乗するロボットに一緒に乗り込み、その動きのコントロール及び騎士のサポートをします。
ゴティックメードではこのサポート役を人工頭脳で行っていたのですが、ファティマたちは人間と会話もしますし、騎士のコントロールにおかれるよう様々な制限を課せられていますが、あくまで生命ある存在です。それは時代が何千年も進んだ結果生まれた”変化”によるものです。(進化ではありません。)
最初に登場した、ファイブスター物語の主役であるラキシスもファティマの一人です。

このエストというファティマは、ファイブスター物語の中で様々な騎士に仕えることが既に決められております(もう漫画上でも何人か主人を変えています。)
その中に、町と同じ孔雀色のフィルモア帝国の制服を着ている画も存在します。そして、エストが仕えることになるフィルモア帝国の関係者はひとりしかいないことに、作者が設定画の脇で書かれている情報から明らかになっていくわけです。
もう二十年以上も前に、それははっきりとしておりました。ファンにとってみれば、この新しいフィルモア皇帝は「やっと絵になって現れた存在」でもあるのかもしれません。
まさか映画に出て来るとは、思いませんでしたけどね(^_^;)

この設定画・およびDESIGNSから明らかになる事がもうひとつ。
物語の終盤、何か変な男女が出てきましたよね。特にバラの花を頭につけたような女性。
彼女も今後ファイブスター物語に登場することの決まっている人物であり、既に設定画が何枚も公開されていました。
しかもあれで人間なんですよ人間!劇中にも登場しましたが、女性の名前はLDI20。エルディアイ・ツバンツヒと呼びますが。これはあくまでコードネームです。LDIにはまた別の名前があります。
彼女はゴティックメードの舞台よりもはるか昔から存在していて、そして遥か未来まで生きる人間だという事になっています。何でそんな設定なのかはまだ私にもわかりません(^_^;)
しかし、彼女は優れた科学者であり、また騎士でもあります。

そして彼女やユーゴ・マウザー教授(男性の方)が属している組織。彼らは映画に出てくるテロリストそのものではありません。
彼らは・・・台詞からわかるかな・・・その時必要とされている国や組織と”契約し”、それに基づいて彼らの優れた技術や情報を相手に提供している、とされる謎の組織です。その名はシステム・カリギュラ。
彼らは映画ゴティックメードでは最新GTMボルドックスをテロリスト(実際は違いましたが。)に提供し、トリハロン側の戦艦に関する詳細な情報、トリハロンの戦い方?(ごめんちょっと自信なし)などを契約していた相手側にもたらしていたのです。そこまで勝つ為のお膳立てしたにもかかわらず、ボルドックスはGTMカイゼリンに敗れます。
マウザー教授はあのボルドックスを設計した人物です。しかし・・・テロリストとの契約はそこまでだったのでしょう。彼らは深追いせずに彼らの住む星に帰って行きます。
彼らが何のために組織され、そしてどうしてあんな長命で高い技術を持っているのか、そして何が目的で動いているのか、今現在では分からないことが大変多いです。
ただ、システム・カリギュラの組織そのものは既にファイブスター物語にも登場し、そう、あのフィルモア帝国も含む何カ国かと契約し、華やかな舞台の裏で暗躍しております。
そしてLDIはまたFSSにも登場し、何処かの国で戦い・・・そしてどうなるのか。実は彼女がやがてどうなってしまうのか、大まかには分かっています(^_^;)ただ、その詳細についてはまだ明らかになっていません。
彼女がファイブスター物語でどのように活躍し、そしてどうして最終的にそこに落ち着くのか。漫画になる瞬間を楽しみにするのが(私のような)ファンだったりします・・・

このくらいにしておこうかな。まだファイブスター物語との共通点や謎は本当にいくつもあるのですが、あんまり長いと読む気にならなくなりますよね(^_^;)
最後に簡単にですがベリンについて。まだ確たる事がいえないので申し訳ないのですが、多分です、多分ファイブスター物語にも登場します。ただそれはいつの日になるかは分かりません。
それが分かったのは、映画のテロップに書かれたベリンの本当の名前と、事前にあった文章だけの数少ない情報から。
確たる事でなければあーだこーだファンの皆さんは色々考えていて、私も映画を観てから、色々頭をめぐらせています(^_^;)


映画ゴティックメードに沿って漫画ファイブスター物語の魅力・・・なのか中毒性なのか分かりませんが(^_^;)をお伝えしたかったのですがいかがでしょうか。
しかしこれはただのガイドで、本当の輝きは作品の中にあります。今回キャラクターにだけに的を絞ってご紹介しましたが、実際はその物語、デザイン、描写、モーターヘッドと呼ばれるロボット、と魅力的なものばかりが作品のそこかしこに散りばめられております。
もし映画ゴティックメードの何かに惹かれて、でも迷ってここに辿り着いてしまった方は、是非騙されたと思ってファイブスター物語の1巻、(もしくはリブート1)を手に取ってみてください。
何、漫画は12巻までしかありませんから、すぐ追いつきますよ(^_^;)

そしてようこそ、ファイブスターストーリーズへ!!


20121106 チーク(@cheekandlip)

追伸
流石にメカのことに何も触れなかったのも・・・なんですから、一つだけ。
もし映画で聞き覚えがありましたら、このキーワードは忘れないで下さい。「破裂の人形」。