2010年7月31日

不忘閣は確かに不忘閣

仙台旅行の肝心なところに触れないまま、
暑さにかまけてさぼっていました(^_^;)
今回のメインの一つに、青根温泉の雄、
不忘閣に行ってみることでした。
こちらは伊達家の別荘だったところ。
入り口だけを見るとあまり奥行きを感じないのですが
いやいやスケールの大きなところでした。さすが伊達家。

宿は現在の形態からは大き過ぎるのか、
お部屋は一部しか使われていない模様です。
風呂、食事どころに近い、御殿(お殿様が泊まっていた場所。泊まれません)
が見える西別館と、
遠い、行くのが大変だけど眺めが良くちょっとお安い不忘庵があります。
私たちは不忘庵の方を選んだのですが、何ですかこの階段!
 


写真では階段はほんの一部。
デパ地下から5階に上がったような気分を味わえます(^_^;)
確かに眺めは良好ですが、足腰に自信のない方は西別館をお薦めします。

お風呂は計5箇所。普段は貸切1箇所ですが、
この日はお客さんが少なめだったのか、3箇所貸しきることができました。
フロントにある、お風呂の名前が書かれた立派な板を持っていって
入り口にかけておけばOKという、気楽で大変ありがたいシステムです。

だってあ~んなお風呂やこ~んなお風呂が
簡単に貸切できるんですよ!
素晴らしくダイナミック。本当、殿様気分が味わえます。

 

 

是非、出来たら平日など空いていそうな時に出かけて、
またあの大きなお風呂にのんびりと浸かりたいです。
お湯も間違いなく温泉ですが、不思議と長く浸かれる優しいお湯でした。
湯上りも休憩所が何箇所かあるので、帰りが登山級でも(^_^;)
ゆっくりしてから部屋に戻れるので大変ありがたかったです。

ここは何もかもが大きいので、部分部分を手入れ、リニューアルしながら
今温泉旅行に求められている要素も出来るだけ
取り入れているような気がしました。
旧い旅館には違いありませんが、食事も美味しかったし、
私はかなり気に入りました。
確かに忘れられない処ですね。

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