普通のブログ書くのは久しぶり(^_^;)本当は昨日の素晴らしいさくらんぼコンサートについて書きたいのですが、時間が欲しいのでまた明日。
ここでは、ファティマ総選挙の後、とあるやりとりから本来仕上げる作品を中途で放り投げて(^_^;)書いたFSSの書き物(絵も2枚あります)「ささやかな最大権力」が今日完成したのでそのお知らせだけです。12コマ+後書き2コマ(1コマ増やすかも)です。
話としては大変小さなものですが、作品としては1万5千字を超えてしまいました。
ここでは作品とはちょっと違う事、pixiv版(後書きがないだけで、中身は同一です)を同時進行で作っていたことを少し。
ブログ「絶対秘密。」を止めて、pixivにした方が良いのかな、と悩むある出来事があり、そのテスト版も兼ね、今回上げてみました。
どちらがより見やすいのか、あるいは私の作品置き場(それがどんなに拙くとも、です)として相応しいのか、実験のつもりでもありましたが、結局の所良く分かりませんでした(^_^;)pixivだと文字数が出てくれるのはありがたいのですが。
これは要は読む側の話なのかな、と思い、結局どうすべきかまだ悩んでいます。両方上げるのは流石におこがましいだろうしなぁ・・・。
2012年6月28日
2012年6月10日
絶対秘密。に更新ありのお知らせ #ファティマ総選挙 についてのものです。
せっかくこちらに来ていただいたのに、 絶対秘密。 の方に移動して頂かなくてはなりませんが、
FSSの話でしかも長くなってしまったので、そちらで読んでいただければ幸いです。
(絶対秘密。はFSSの雑文や書きものに特化したブログになっています。)
3コマありますが、先日twitterで行われた #ファティマ総選挙 について、結果や思ったことをつらつら書いてみました。
しかし、ここでは余談ですが、やはり集計には相当パワーを使ったため、昨夜はあまり眠れず、今日は殆ど使い物になりませんでした・・・^^;皆さんからお力を頂かなかったら、寝込んでいたかもしれませんね。本当に有難うございますm(__)m
FSSの話でしかも長くなってしまったので、そちらで読んでいただければ幸いです。
(絶対秘密。はFSSの雑文や書きものに特化したブログになっています。)
3コマありますが、先日twitterで行われた #ファティマ総選挙 について、結果や思ったことをつらつら書いてみました。
しかし、ここでは余談ですが、やはり集計には相当パワーを使ったため、昨夜はあまり眠れず、今日は殆ど使い物になりませんでした・・・^^;皆さんからお力を頂かなかったら、寝込んでいたかもしれませんね。本当に有難うございますm(__)m
2012年6月8日
お知らせ・明日までですが、twitter上で #ファティマ総選挙 を行っています。
”絶対秘密”の方とほぼ同内容で申し訳ありませんが、只今、私はパソコン、iPadに普通のノートで、集計にあくせくしております。
ファイブスター物語に出てくるファティマ。実際に登場しただけで68名、まだ設定だけの方とあわせると80人はいると思うのですが、そのファティマの人気投票を明日、6月9日23:59分までtwitter上にて行っております。
実は、大した理由もなかったのですが、何の気なしに、現在私がtwitter上で #ファティマ総選挙 の数え人しています。
結構大変ですが、皆さんの思い入れあるメッセージも読むことが出来て、とても楽しいです。
方法はとても簡単、twitterのアカウントをお持ちの方に限りますが・・・
明日6月9日23:59までに、 ハッシュタグ #ファティマ総選挙 をつけた上で、皆さんのお好きなファティマお一人の名前をご記入戴き、投稿してくだされば、私が現在集計しています。
複数書いちゃうと、こちらで判断できなくなり、特に強い理由がない限りは一番最初に書かれたファティマのみをカウントします。その点はお気をつけ下さい。
勿論締め切り後、その集計結果もご報告する予定です。
詳しくは
http://togetter.com/li/316641 にて。皆さんが誰に入れたのかずらっと並んでいます。
誰が一番か、自分の好きなファティマってどんな感じ?いろいろ気になることがあると思いますが
投票した皆さんのコメントも面白かったりします。 #ファティマ総選挙 のタグも併せてお楽しみ下さい。FSSがこの週末、皆さんにちょっと楽しさをもたらしてくれたならば、私はとても嬉しいです。
2012年6月5日
絶対秘密。の方に更新がありました。というお知らせだけ
さすがにまだ書きもの「希望もないパンドラ」のほうは全く持ってまだで^^;雑文です。
「仮面のない仮面舞踏会 ~ファイブスター物語のドラマのひとつとして、徒然と。」というタイトルで、ややガイドっぽい内容?短いです。
雑文は結構書きたいことがあり、書きものとは別に、時折上げていくかもしれません。
昨日ツイッターではお知らせしたのですが、ブログではまだでしたので、お知らせだけ。
もしファイブスター物語お好きな方がいらっしゃったら、お立ち寄りくだされば幸いです。
…と思ったのですが、ちょっとここで落書きを一つ。本当に本当に意味のない落書き^^;
「千夜一夜」とタイトルを打ってpixivに上げていたのですが、これは野口久光さんの個展を見に行った直後に 何となく描いていたら、なんかこれってシェヘラザードだよね?という妄想が膨らんで^^;そのまま落書きに色が入ってしまいました。
合っているのは夜で彼が王様だけじゃないか^^;
文字を入れようか迷い、pixivでは余白のままアップしましたが、やはり文字を入れたくなり、入れてみました。シェヘラザードとして私の頭の中で鳴っていたのはリムスキー=コルサコフのものだったので、アラビア語とロシア語両方書いてみました。レタリング?・・・書くだけでゼイゼイ。でした^^;
下にごちゃごちゃ書いてあるのは
Но он не слышал историю ее
その意味は・・・
しかし、彼は彼女の話を聞いていません にしました。
コーラス3、絶対聞いてないと思うぞ。3分後に寝てしまってウリクルに文句を言われるか、あるいは別のちょっかいを出すか。どちらもありそうなんですが^^;
どちらにせよそれではいつまで経っても物語が進みません・・・
「仮面のない仮面舞踏会 ~ファイブスター物語のドラマのひとつとして、徒然と。」というタイトルで、ややガイドっぽい内容?短いです。
雑文は結構書きたいことがあり、書きものとは別に、時折上げていくかもしれません。
昨日ツイッターではお知らせしたのですが、ブログではまだでしたので、お知らせだけ。
もしファイブスター物語お好きな方がいらっしゃったら、お立ち寄りくだされば幸いです。
…と思ったのですが、ちょっとここで落書きを一つ。本当に本当に意味のない落書き^^;
「千夜一夜」とタイトルを打ってpixivに上げていたのですが、これは野口久光さんの個展を見に行った直後に 何となく描いていたら、なんかこれってシェヘラザードだよね?という妄想が膨らんで^^;そのまま落書きに色が入ってしまいました。
合っているのは夜で彼が王様だけじゃないか^^;
文字を入れようか迷い、pixivでは余白のままアップしましたが、やはり文字を入れたくなり、入れてみました。シェヘラザードとして私の頭の中で鳴っていたのはリムスキー=コルサコフのものだったので、アラビア語とロシア語両方書いてみました。レタリング?・・・書くだけでゼイゼイ。でした^^;
下にごちゃごちゃ書いてあるのは
Но он не слышал историю ее
その意味は・・・
しかし、彼は彼女の話を聞いていません にしました。
コーラス3、絶対聞いてないと思うぞ。3分後に寝てしまってウリクルに文句を言われるか、あるいは別のちょっかいを出すか。どちらもありそうなんですが^^;
どちらにせよそれではいつまで経っても物語が進みません・・・
2012年6月3日
CLASSIC FAVORITES ~山形交響楽団の”行き届いた”つくり
私は1月に山形テルサで山形交響楽団のニューイヤーコンサートに行ってきました。
(その時のブログ記事はこちらです。)
開演前に、音楽監督でもありその時の指揮を振られた飯森範親さんから、このコンサートの模様は録音され、CD化されると聞いていました。
その時は、へえ、と思っただけだったのですが、あの訳もなく涙がこぼれ、終わってしまうのが勿体無いなぁ、と心から思えたコンサートの後では、この演奏がまた我が家で聞けることを、大いに喜びとても心待ちにしたものです。
そして、先日、その時のコンサートが”CLASSIC FAVORITES”としてCD化されました。
(但しこの記事には注意点が。マーラーのアダージェットも収録されている事になっていますが、実際には入っていません。入れて欲しかったのですが・・・CDに収まりきれなかったのだと思います。)
現在の山形交響楽団の充実振りに加えて、彼らの”行き届いた音作り”が良く分かる一枚になっています。
何と書いて良いのか悩む部分もあるのですが、音の作りこみ、真摯さ、目と耳の行き届き方、あの時会場で感じた空気の圧力と熱気と柔らかさとがCDでも良く分かる作りになっています。
家のそんなにたいした事ないCDプレイヤーでも、また涙がボロボロとこぼれました。
これは聴いて頂かないと分からないかも知れません。とにかく、彼らの音からは普段の鍛錬から生まれてくるであろう自信と、音楽を聴いてほしいという真っ直ぐな願いが伝わってくるように思いました。
ただ、このCD、弱点があるとすればそのジャケットなんですよね・・・
以前にも書きましたが、私個人は飯森さんは派手すぎて苦手です(^_^;)でも多くのファンがいらっしゃる事も存じています。しかし、そのチャライ感じ(あえてそう書かせてもらおう)を好ましく思っていないクラシックファンも結構いるような気がするのです。それって非常に勿体無い!
彼の仕事ぶりを真っ当に評価してもらえないのでは、という不安も少々感じてしまうのです。
このCDはブルックナーとかのようにマニアっぽいCDではありませんが、山響のブルックナーも非常に評価が高いし、私も3番の”ワーグナー”や5番はとても好きです。
でもそんな方にこそこれ聴いてもらいたい。ビギナーであれば、こんな素敵な音を出すオケが外国に行かなくてもあるんだよ、という事をお伝えしたいです。
今月26,27日にはさくらんぼコンサートという、東京と大阪での遠征公演を控えています。
サッカーや野球ではありませんが一種のアウェイ公演ではあります。
しかし、それでも、今の彼らならその不利も克服して素晴らしい演奏を聴かせてくれるのではないかと、楽しみにしています。お近くの方は是非足を運んでいただきたいです。
そして7月19,20日に仙台フィルとの合同演奏会でマーラーの「復活」を山形、仙台で行います。震災復興の願いがこめられたこのコンサートには、仙台側で行ってくる予定です。
私としては、まずマーラーの予習をしないといけませんね(^_^;)
2012年5月17日
ファイブスター物語の2次小説の、そのまたエクストラ・トラック版のブログを作りました(長っ!)
タイトルが長くてすみません。
GTMの映画公開日が結局春でなく、11月1日に決まった(これだって分からないけどね・・・)
それに合わせて何かしようとすると、FSSに関する短文や駄イラストがたまりそう、な予感がしたので、新たにブログを立ち上げる事にしました。(「真夜中の会話」は最初からもうこれきり!のつもりで作っていたものですしね・・・)
こちらのブログタイトルは「絶対秘密。」ということにしました。←これが秘密だということではありませんよ^^;
こちらは10月まで出来たら月一で、短くても何か書こうかな、と思って更新を前提に手がけるつもりです。そのためのガラク・・;いや、作品置き場ですね。
このため、今は短編2つ「ようこそ女王陛下」「降り積もる祝福」しかありません。
現在は「希望すらないパンドラ」という題で、、「真夜中の会話」に出てきたオリジナルキャラのイフリート君に関するお話~をメモしたり設定を考えたりしています。
多分今回は絵から製作に入ることになる思います。どうもオリジナルのファティマにプラスタ着せなきゃならなそう・・・出来るのかよ自分、というかそれ以外も課題が山積です。
もしこんなんでも読んでくださる方がいたら、宜しくお願いいたします。
今のところ「希望すらない~」は6月中に完成できれば御の字、という感じです。
私はこのブログをやろうと思った直後に、ツイッターでいろいろ愚痴をこぼしました。
ファンの声が盛り上がる&新規読者の獲得にはやはり映画公開&FSSの連載再開が一番だと思う。質の高い(活動が素敵とか、熱心だとか)ファンだって結構離れているような気がしたから今は自分が声をあげているけど、これって老いた一般兵(騎士じゃないよ)が戦線復帰しているのに似ている。
このツイートが何故か結構RTされて驚きましたし、後で家人に「ネガティブ脳になっている」と声をかけてもらいましたが^^;でもこれに関しては正直な気持ちです。
絵とか文章を手がけるようになってから、何度も何度も、一体何やっているんだろう私、とか、こういうことは上手な方に任せておけば良いじゃないの?と思ったことがありますし、今も私の頭をちらついています。
それでもつたない事をこうして公開しているのは、例え小さくとも声を出すのと、沈黙するのとでは明らかに意味が違うのだと考えているからです。少しでもGTM&FSSが盛り上がって欲しい、多くの方に手にとって頂きたいな、という気持ちはひとつも変わりません。
でも、私自身が飽きっぽい性格なので、実際皆さんがFSS再開で盛り上がっている頃、逆に醒めていたりして^^;こればっかりは分かりませんけどね。今はひとまず、のんびり絵や文を書きながら待つことにします。
そして、今年中のGTM公開を切にお願いしたいところです。
GTMの映画公開日が結局春でなく、11月1日に決まった(これだって分からないけどね・・・)
それに合わせて何かしようとすると、FSSに関する短文や駄イラストがたまりそう、な予感がしたので、新たにブログを立ち上げる事にしました。(「真夜中の会話」は最初からもうこれきり!のつもりで作っていたものですしね・・・)
こちらのブログタイトルは「絶対秘密。」ということにしました。←これが秘密だということではありませんよ^^;
こちらは10月まで出来たら月一で、短くても何か書こうかな、と思って更新を前提に手がけるつもりです。そのためのガラク・・;いや、作品置き場ですね。
このため、今は短編2つ「ようこそ女王陛下」「降り積もる祝福」しかありません。
現在は「希望すらないパンドラ」という題で、、「真夜中の会話」に出てきたオリジナルキャラのイフリート君に関するお話~をメモしたり設定を考えたりしています。
多分今回は絵から製作に入ることになる思います。どうもオリジナルのファティマにプラスタ着せなきゃならなそう・・・出来るのかよ自分、というかそれ以外も課題が山積です。
もしこんなんでも読んでくださる方がいたら、宜しくお願いいたします。
今のところ「希望すらない~」は6月中に完成できれば御の字、という感じです。
私はこのブログをやろうと思った直後に、ツイッターでいろいろ愚痴をこぼしました。
ファンの声が盛り上がる&新規読者の獲得にはやはり映画公開&FSSの連載再開が一番だと思う。質の高い(活動が素敵とか、熱心だとか)ファンだって結構離れているような気がしたから今は自分が声をあげているけど、これって老いた一般兵(騎士じゃないよ)が戦線復帰しているのに似ている。
このツイートが何故か結構RTされて驚きましたし、後で家人に「ネガティブ脳になっている」と声をかけてもらいましたが^^;でもこれに関しては正直な気持ちです。
絵とか文章を手がけるようになってから、何度も何度も、一体何やっているんだろう私、とか、こういうことは上手な方に任せておけば良いじゃないの?と思ったことがありますし、今も私の頭をちらついています。
それでもつたない事をこうして公開しているのは、例え小さくとも声を出すのと、沈黙するのとでは明らかに意味が違うのだと考えているからです。少しでもGTM&FSSが盛り上がって欲しい、多くの方に手にとって頂きたいな、という気持ちはひとつも変わりません。
でも、私自身が飽きっぽい性格なので、実際皆さんがFSS再開で盛り上がっている頃、逆に醒めていたりして^^;こればっかりは分かりませんけどね。今はひとまず、のんびり絵や文を書きながら待つことにします。
そして、今年中のGTM公開を切にお願いしたいところです。
魅惑の世界を凝縮~野口久光・シネマグラフィックス展に行って来ました。
イラストをまた描くようになったからなのか、それとも藤城清治さんの作品や田宮模型に出かけてその芸術性に驚いたからなのか、最近以前にはなかった「展覧会」に出かける機会が増えています。
どうも私個人は、特に特別展なんかで見かける「○○分待ち」の表示や、作品に対して観衆が多すぎて、あちこちの角度から見つめることは勿論、直視するのですらタイミングを見計らう、といったような状況は好きではありません。(勿論そんな環境がお好みの方はいないと思うけど・・・)
コンサートは指定席なので多少は安心感があるものの(それでも、周りの観客によってはそれでもとてもがっかりします。)、ゆっくり落ち着いて、という環境は作品に向き合うときにとても大切な事なのではないかと思います。
昨日は私にしては珍しく、電車を何回か乗り換えて、6月24日までうらわ美術館で開催されている野口久光・シネマグラフィックス展に足を運んできました。
大高博幸さんが以前この方のポスターを絶賛されていて、その事を記憶していたからだと思いますが、三鷹でレ・ヴァン・フランセを聴きに風のホールに出かけたときそのポスターを見た時から、これは行かなくては!と、都内でもない催しではないのに何故か思ったのでした。(ひょっとすると、コバトン・カフェにも行けるかも!という別の欲があったからかも知れませんが^^;ちなみに両者は散策でいける範囲にありました。)
そしてこの日がとても天気が良くて、これは是非行かなくては!と衝動的に浦和まで出かけていきました。
まず腹ごしらえも兼ねて、埼玉県庁の一角に出来たコバトン・カフェのピザも本格的で大変美味しく(ただ、ちょっと出てくるのが遅かったけど、許しましょう。本当いい感じの、さっくりもっちりのピザでした。昼と夜で生地が違うそうです。ちなみにテレ玉、と明太子ディップで書かれているの、分かりますか?こちらは3種くらいの味が楽しめるタイプでした。)
コバトン・カフェから歩く事数分、浦和ロイヤルパインズホテルの中にうらわ美術館はありました。
戦前~1960年頃までの洋画(それもヨーロッパ映画が殆ど)の映画ポスターの数々(原画も一部ありますが、ポスターそのものがまず貴重なものばかりです。)が展示されているのですが・・・
凄い数!しかも多彩!それに一つ一つがどんな映画なのか、ワクワクして見たくなるものばかり!
(ポスターの脇に作品についてのあらすじが説明されていますが)
思わず夢中になってかじりついてみてしまいました。お客さんもまばらなので、大変ゆっくり作品に思いをはせる事ができました。
大変恐縮なのですが、この作品群の中で私が映画として今まで見たことがあったものはベルリンオリンピックを扱った「民族の祭典」だけだったのですが・・・
これどこかで上映されないかな、と思ったものが数多く。どうも実現できるとすれば、近くだとこちらのイベント(ショパンの”別れの曲”という映画とコンサートのジョイント)くらいしか思いつかなかったのですが。※ちなみに別れの曲に関してもサイトが。
当時の映画のタイトル、作品内容、描かれている俳優や小道具、キャッチコピー、そして勿論野口さんの映画に対する描き方の要素や文字(この、野口さんが手がけられている字体が、また魅力ある雰囲気を醸しています。)が重なったこれらの作品に、単に時代を映しただけでない、凝縮された世界を表現しているように思いました。
これらは当時は勿論、映画を観に足を運んでもらう為の宣伝用に描かれたものなので、まず映画ありきなのですが、それでも野口さんの視点、野口さんの個性が様々なジャンルの作品に対してどこか忍ばせてあるように思いました。色使いとか、俳優さんの立ち位置とか、省略やデフォルメなどに。上手く書けませんが・・・本当に作品ごとに違うタッチ、色がデリケートに使われています。
これらは全て日本で使われたもので、一部の映画については現地公開版のポスターも飾られています。その個性の違いも合わせて楽しむ事ができます。
思わず図録を買って帰ってきてしまいました。自分で絵の一つ一つを楽しむ為でもあり、イラストを描くための一つの指針でもあり、また、新たな作品と出会うチャンスになるのではないかと。(戦前のは難しいかな・・・気になるものはそちらに特に多かったのですが。)
とても充実したひと時でした。沢山の映画が描かれているので、このうちのどれかは実際に見てみたいとも思っています。
(一番気になっているのは、下の写真中央下の「夜の空を行く」という映画なのですが・・・サン=テグジュペリのオリジナル脚本らしいんだけど。)
どうも私個人は、特に特別展なんかで見かける「○○分待ち」の表示や、作品に対して観衆が多すぎて、あちこちの角度から見つめることは勿論、直視するのですらタイミングを見計らう、といったような状況は好きではありません。(勿論そんな環境がお好みの方はいないと思うけど・・・)
コンサートは指定席なので多少は安心感があるものの(それでも、周りの観客によってはそれでもとてもがっかりします。)、ゆっくり落ち着いて、という環境は作品に向き合うときにとても大切な事なのではないかと思います。
昨日は私にしては珍しく、電車を何回か乗り換えて、6月24日までうらわ美術館で開催されている野口久光・シネマグラフィックス展に足を運んできました。
大高博幸さんが以前この方のポスターを絶賛されていて、その事を記憶していたからだと思いますが、三鷹でレ・ヴァン・フランセを聴きに風のホールに出かけたときそのポスターを見た時から、これは行かなくては!と、都内でもない催しではないのに何故か思ったのでした。(ひょっとすると、コバトン・カフェにも行けるかも!という別の欲があったからかも知れませんが^^;ちなみに両者は散策でいける範囲にありました。)
そしてこの日がとても天気が良くて、これは是非行かなくては!と衝動的に浦和まで出かけていきました。
まず腹ごしらえも兼ねて、埼玉県庁の一角に出来たコバトン・カフェのピザも本格的で大変美味しく(ただ、ちょっと出てくるのが遅かったけど、許しましょう。本当いい感じの、さっくりもっちりのピザでした。昼と夜で生地が違うそうです。ちなみにテレ玉、と明太子ディップで書かれているの、分かりますか?こちらは3種くらいの味が楽しめるタイプでした。)
コバトン・カフェから歩く事数分、浦和ロイヤルパインズホテルの中にうらわ美術館はありました。
戦前~1960年頃までの洋画(それもヨーロッパ映画が殆ど)の映画ポスターの数々(原画も一部ありますが、ポスターそのものがまず貴重なものばかりです。)が展示されているのですが・・・
凄い数!しかも多彩!それに一つ一つがどんな映画なのか、ワクワクして見たくなるものばかり!
(ポスターの脇に作品についてのあらすじが説明されていますが)
思わず夢中になってかじりついてみてしまいました。お客さんもまばらなので、大変ゆっくり作品に思いをはせる事ができました。
大変恐縮なのですが、この作品群の中で私が映画として今まで見たことがあったものはベルリンオリンピックを扱った「民族の祭典」だけだったのですが・・・
これどこかで上映されないかな、と思ったものが数多く。どうも実現できるとすれば、近くだとこちらのイベント(ショパンの”別れの曲”という映画とコンサートのジョイント)くらいしか思いつかなかったのですが。※ちなみに別れの曲に関してもサイトが。
当時の映画のタイトル、作品内容、描かれている俳優や小道具、キャッチコピー、そして勿論野口さんの映画に対する描き方の要素や文字(この、野口さんが手がけられている字体が、また魅力ある雰囲気を醸しています。)が重なったこれらの作品に、単に時代を映しただけでない、凝縮された世界を表現しているように思いました。
これらは当時は勿論、映画を観に足を運んでもらう為の宣伝用に描かれたものなので、まず映画ありきなのですが、それでも野口さんの視点、野口さんの個性が様々なジャンルの作品に対してどこか忍ばせてあるように思いました。色使いとか、俳優さんの立ち位置とか、省略やデフォルメなどに。上手く書けませんが・・・本当に作品ごとに違うタッチ、色がデリケートに使われています。
これらは全て日本で使われたもので、一部の映画については現地公開版のポスターも飾られています。その個性の違いも合わせて楽しむ事ができます。
思わず図録を買って帰ってきてしまいました。自分で絵の一つ一つを楽しむ為でもあり、イラストを描くための一つの指針でもあり、また、新たな作品と出会うチャンスになるのではないかと。(戦前のは難しいかな・・・気になるものはそちらに特に多かったのですが。)
とても充実したひと時でした。沢山の映画が描かれているので、このうちのどれかは実際に見てみたいとも思っています。
(一番気になっているのは、下の写真中央下の「夜の空を行く」という映画なのですが・・・サン=テグジュペリのオリジナル脚本らしいんだけど。)
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