2012年7月1日

待ち焦がれた一晩は、想像以上(山形交響楽団さくらんぼコンサート)

もう水曜日の話・・・というかブログを書こうしたら7月になってしまいました。
遅すぎ(^_^;)書き物を直後に上げたので力尽きたかな。
先日、東京オペラシティで行われたさくらんぼコンサートに今年も行ってきました。
曲目は
西村 朗:
弦楽のための悲(ひ)のメディテーション(創立40周年記念委嘱作品)
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ブラームス:
交響曲 第2番 ニ長調 作品73



ピアノ独奏は去年のチャイコフスキーコンクールグランプリのダニール・トリフォノフさんでした。
昨年のさくらんぼコンサートから彼の出演が予告され、大変大変楽しみでした。
チャイコフスキーのピアノコンチェルト1番はいろいろな意味でも思い出のある曲でしたし、1月のニューイヤーコンサートで、山形交響楽団がまたいっそう魅力的な音を奏でるようになったと実感していたので、どんな一夜になるか期待は膨らむばかりでした。(その割りに、会場に着いたのはぎりぎりだったけど(^_^;)

でもね、まずはこちらを見ていただきたい、
   7月17日まで、こちらのUstreamでこの公演をいつでも見ることが出来ます。
残念ながら、チャイコフスキーだけは入っていませんが。

弦の揃いがもともと綺麗なオーケストラではあるのですが、この公演に至るまで山形公演が3度、ソリストは中村紘子さんでしたが前日も同じ内容のコンサートが大阪でもあったためか、何というか完成度が物凄く高く、トリフォノフさんのツアーでもして回っていたのか?と思えるくらいチャイコフスキーも息もぴったり合っていました。(またトリフォノフさんのピアノが凄い。お若いのになぁ・・・ビックリな出来でした。技巧だけでないキラキラした感じは、特に小さな音に良く現れていました。素晴らしい。)ブラームスは、月山の山が思い浮かぶ出来でした。チャイコフスキーは泣いちゃうかも、と覚悟していましたが、ブラームスでまさかまた涙がこぼれるとは思いませんでした。

ぜひともUstで公開されている間に是非一度ご覧いただければと思います。勿論これを見るだけは無料ですし。
今度は来月に山形、仙台で仙台フィルと合同でマーラーの「復活」公演があります。
仙台のほうでお邪魔します。東日本大震災の復興の願いが天に届くような一晩になることを、切望したいと思います。



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