2011年8月24日

時は舞い降りた。その2

赤坂BLITZへ行くのははじめてだった。
その名前は有名でキャパも事前に調べてたけど、
実際の会場を見るとJesus Jonesがここで?
と思う程小さく感じられた。
そして私と同年代か、それ以上か?という感じの観客。
2ndアルバムの"Doubt"の時売られていた
Tシャツを着ている方も何人かいた。
あれ学生の時私も持っていたけど、物持ちいいなぁ…
と思いながらスタンディングの後方で
開演をただボーっと、何もせず待っていた。
流れてくるメロディは何故か10ccやエルトン・ジョンだったけど
そういえば昔、厚生年金会館でライブをした時も、
そんなだったかも知れない。

そんなJesus Jones本来の音を考えれば
違和感のあるBGMが打ち破られるようにして、
ライブがはじまった。
ジェリーやアランといったメンバーはTシャツだったのに
マイクは髪を黒っぽく染め、短く七三分けみたいにして、
グレープ色のシャツを着て現れたのでまずここでたまげた。
何と言うか、この辺でお勤めの外国のサラリーマンが
仕事帰りにギター持って現れたみたいでさ…

でも明らかにカッコいい。何故だ?体型か?
次の瞬間、訳がわかった。

オーラがパーッと花開くかのように、以前以上と思えたほど
真っ直ぐな力強い声で”who? where? why?”が心に響いた。
もう十何年も時間は経っていたけど、彼らは変わっていなかった。
経年で悩むのはもうやめた。
1時間弱の短いライブだったけど、全力で楽しんだ。

Who? Where? Why? - Jesus Jones

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