2013年2月15日
その8
lまず今回の記事に関しては、もうゴティックメードも公開され3ヶ月経っていることですし、誰かがブログや掲示板に既に書かれていることなのでは?と感じつつ手がけています。
なので「そんなの知ってる、どこそこで見た」と思われたとしたら申し訳ないです。あくまで自分が感じた個人的記録として残している事でもあるので、当たっている外れている以上に、そちらが気になったのですが何か不都合があればお知らせいただきたいです。
加えてもうひとつ思うこと、誰か、私の目となってもう一回映画観てきて!(お前はムグミカさんか・・・^^;)
小さな小さな点から。
・戦艦シワルベ関係・・・
まずトリハロンが食事中にベリンの訪問を受けるシーンの絨毯に、トリハロンの後方部分にウォータークラウンっぽい刺繍がないか?と気になったのですが・・・パンフレットに食事シーンは写っているのですがそこが欠けている^^;側面に描かれている模様とは違う柄です。
また、シワルベ艦艇シーンの絨毯にに螺旋の十字?かと思いましたがこれはパンフに絵が有り、確認したら違いました^^;(まぁこれはありがちな模様か・・・)
あと、話の筋とは全く関係ないと思いますが、少年兵三人がトリハロンの温かい言葉に笑顔を見せるシーンがありますけど、オペレーターと思われる後方少年の脇にチョコレートケーキ?ザッハトルテ?みたいなお菓子が置いてあります・・・
少年達から若干位置が離れている為あれは少年達のものではなく、後でトリハロンもしくはボットバルトが食べるのか?とつい笑ってしまいました。いや誰のものでもいいんですがトリハロンのお茶シーンにショートブレットが出てきたり、永野作品の男性は甘い物お好きだなぁ、と改めて思いました^^;
・最後のシーン関係再び
例のあのシーンの話。
既に最後の背景横面に関してはニュータイプの2月号に載せられていますが・・・
ベリンが辿り着く都ハ・リは最初の夕焼けに照らされた荒涼とした大地→次の花が彩りだした(あれでも最低数年はかかっている、それともカーマイン・プラネット(ボォス)の気候によってはずっとあんななのかも知れないし、謎。)シーンまでは同じ建物の絵ですが、(細い塔が多い)最後の花が咲き乱れた絵はやはり建物の絵が全然違いますね。まぁ何千年も経過しているから建造物変わってるだろ!と言われればそれまでですが・・・(でも戦艦は変わってないよね?)
そして最後の金髪の女性ですが、彼女がフィルモア・ゴルケットを付けていることをようやく確認しました。これは「皇帝の胸飾り」で(公式のキャラクター図解にもクリスティン・Vがドレス姿でつけておりその説明があります。確か09年カレンダーの町にもついていましたよね)あれは皇帝およびそれに準ずる人物でないと付けられない物です。
となるとやはりあの女性はクリスでいいんじゃないかなぁ・・・勿論クリスが結婚してその子孫という可能性も捨てられないのですが、だとすれば「クリスと結婚するのはフィルモア皇帝」になってしまう。それは物語の展開からしてありえない話です。(残念ながら・・あ、結婚しなくてもいいの?^^;でもそれだともっとゴルケットを付けている可能性が低いか・・・)
クリスティンが既にゴルケット姿の設定画を出しているし、彼女の献身と功績、「フィルモア帝国とはクリスティンのことを言うようになる」というトレーサーEx.1からの一文からも、ここはクリスティンでFAで良いのではないかと私は考えています。
あのシーンに一緒にいる男性を支える「もうひとりの皇帝」として。だとしたら男性の名前もおのずと定まってくるのではないかと思います。
・東の東?トリハロンの仕事&彼の未来について
これはユリイカのトークイベントに参加されている方のツイートや、他の方が映画をご覧になり感じられた二つのツイートから基づいて私の頭に浮かんできた事です。実はこれに関しては私は今まで全くと言って良いほど気がつかず、^^;何回も映画を観ているのに何やっているんだという思いもありましたが、それ以上に、ファンの皆様がやはり色々な事を考えていらっしゃり、それに出会えた嬉しさというものを物凄く噛み締めました。
その元ツイートについてはブログの方に記載していますのでご覧頂いて、ツイートの掲載許可を快く受けてくださった @Dukesillywaker さんと @Hopper1178 さん、お二人には本当にどうもありがとうございました。それからユリイカのイベントで質問された方にお答えくださった金田さんにも感謝したいと思います。(金田さん位になると、もう展開としてはご存知なんですよね、恐らく・・・)
さて本題に入ります。タイトルの通り、トリハロンの未来についての妄想です。
トリハロン皇子が映画後の行動について予想されること、スクリーンから分かることから書いていきます。分かりやすくする為数字をつけました。
1 トリハロンはドナウ帝国「東の大国」の第3皇子である
↓
2 惑星評議会のメンバー(すなわち身内)を殺したという事で、故郷に帰れば裁かれ、皇位継承についても多分奪われるだろう(とトリハロン自身は語っている)
↓
3 帰った後、ドナウ帝国そのものの未来は兄に託し、自身は諸国を纏めて最終的には東と西に分裂していた「東の大国」との和平に成功する←あれ?東の大国はドナウ帝国でいいんだよね?
↓
4 トリハロンは17年後、サイレン・ザ・グレート・フィルモア1として統合フィルモア帝国の初代皇帝になる。
展開としては、こういう順番なのですよね。
この映画にも出て来る「東と西に分かれた二つの大国」ですが、DESIGNS3には表を交えもう少し詳しく書かれていて東(ドナウ帝国側)は巨大軍事国家として、西は内政重視でレーダー王家の名前を持ち、太陽王国宗主国として君臨していると記されています。
その割には西の大国について何にも映画では書かれていませんが・・・しかしDESIGNS3の表記、何より今のフィルモア帝国の有り様から、西の大国の主であるレーダー王家の存在は絶対外せないものです。(何よりトリハロンによって出来た国の名前が「統合フィルモア帝国」ですしね。)
ということはトリハロンは諸国を纏め・・・と映画で書かれてはいるのですが、第三の勢力としてこの二つの大国に割り込んできたのか?と私はずっと思っていました。しかしそれでは・・・何というのかな、和平のテーブルに付くには不利かな、と。(しかももし第三の勢力として彼が乗り込んできたのならば、DESIGNS3の表にもう少しその経路が示される筈だと思うのですが)
そんな事を思いながら先ほど掲示させていただいたツイートを眺めぼんやりしつつ、ゴティックメードを観ていて私は一つの妄想が浮かんでしまったのです。
「トリハロンは諸国を纏めて、最終的には西の大国代表として和平に望んだ」のではないかと。
西の大国代表につくとしたら、ありえる路線はトリハロンが第三の勢力となり、それを利用しレーダー王家の誰かと婚姻を結ぶ。過程で幾つか考えられることはあっても、最終的に西の大国に辿り着かないと二つの帝国・・・エンパイア・フィルモア・イーストとエンパイア・フィルモア・ウェストは統合しないのです。しかも彼は武力を選ばないでその道を開いた方ですから。
私は何故そんな馬鹿なことを思ったのかもう一つ理由があります。フィルモア王家の象徴マークは太陽に基づいたものですが、フィルモア帝国に関する重要な要素の一つ「太陽王国」の名に関する記述はレーダー王家に関するものなのです。
DESIGNS3を読んだ時から何か変だな、と思いこの二つに関する接点でもどこかにあるのだろうか・・・とは考えていたのですが。もしかすると?太陽のモチーフはトリハロンのときに出来たものなのだろうかという気がちょっとだけしました。
トリハロンはひょっとするとレーダー王家・・・それも一番の宗家である太陽王国レーダー家の一員となったことで、太陽のシンボルを出身である自分の家系に持ち込んだ、そして彼らの家系そのものにフィルモアという王家名を復活させた可能性があるのではないかと。
でもトリハロンはフィルモア1じゃないか・・・と言われればそうなのですが、実はこの名前「サイレン・ザ・グレート・フィルモア1」が凄くひっかかるのです。
話が若干逸れます。どうぞお許し下さい。
「ザ・グレート」という名前から私がすぐ思いついたもの・・・シューベルトの交響曲第8番が通称「ザ・グレート」と呼ばれるのですが、もともとこの交響曲の名前はシューベルトが名づけた物ではなく、楽譜出版社側が「今までの彼の交響曲よりも、演奏すると規模が大きい」という意味で付けられたものなのです。なので偉大とかいう意味ではないのです(ただ「ザ・グレート」はそれについても素晴らしく、その名に相応しいシンフォニー、という側面も確かにありますよ。)
ただこの意味からトリハロンの皇帝名をなぞっていくと彼は「大(統合)帝国フィルモアの初代皇帝」の説明そのままでフィルモア王家云々とはちょっと違う?
思うにトリハロンは東の大国の出身者ではあっても彼の皇帝に立った時の立場としては西の大国側で単にレーダー王家(それも本流である太陽王国レーダー王家のものを)を名乗っていないだけなのではという風にも考えられるのです。特に私の予想がそのまま(有得んが・・・)だったら、彼は立場としては婿になりますし。DESIGNSの表記から、この2王家の名を冠してない皇帝も沢山いるようですしね(でもだとしたら非常に紛らわしいですが・・・)
いや当時としてはどっちでも良かったのかもしれません。国が纏まりさえすればね。
でもトリハロンの時代よりはるか昔から、FSSに至る時代まで沢山の王家が帝国には内包され、国としてはくっついたり離れたりしながらもそれぞれ存在しています。
もしこの数多い王家の中でフィルモアとレーダーが繋がった家系が存在するのなら、その家系はさぞかし王位継承に大きくクローズアップされるのですが・・・一つしかありませんね。
それがボットバルトに関わってくるのではないかともう一つ予想。
彼は映画のトリハロンべったり^^;なあの感じから、多分トリハロンが東の大国(ドナウ帝国)を去った後もずっと彼に味方し付いていったのではないかというのは割りと考えられる事ではないかと思います。
そしてトリハロンが私のお馬鹿妄想の通り、レーダー王家の流れをとりこみつつ初代統合フィルモア帝国皇帝になったとしたら、彼の子孫はレーダーフィルモア両王家の血を持ち、それが忠実な家臣(で良いのか?)ボットバルト本人もしくはその子孫に流れてくる可能性は多いにあるんじゃないかなぁ・・・
ボットバルトは元々ドナウ帝国内バルバロッサ王国の国王という立場ではあるのですが、彼の台詞回しから、トリハロンに対してだけでなく「プリンセス・シャンディ殿下」に対する敬語具合からも、ボットバルト自身のドナウ帝国内での地位はそれ程高くはない様に思います。
それがメインのレーダー、フィルモア王家両方と関わる血筋と関係してくれば、彼の出身であるバルバロッサの銘は多いに上がるでしょう。
ただ、とはいえ、どういう事情だかは分かりませんがバルバロッサ家はボットバルトの時代とあまり変わらずに、メイン街道ではなく、裏街道・・・というと怪しいですが、華々しい王位継承とは関係ない路線を行っているようです。星団暦からはまだ一人も皇帝を出していないみたいですし。しかし他に両王家と接点をもつ家がありません。恐らく、その生き方の方が彼らには・・・ボットバルトの感じからもそれが相応しく、また立ち回りしやすいのかも知れないな、と映画を観つつぼんやりと思いました。
しかし何故バルバロッサ王家は表舞台に立たないのか?
もしトリハロンがレーダー王家との縁組が成り立った場合、両方の血を持つ彼らの子孫は必ず「争いの火種」になることは間違いない話になると思います。
トリハロンとしては折角統一した帝国がそのような事態になるのを避けたいし、何より今までのバックグラウンドにある多々の王家を敵に回す気はないでしょう。
なのでもう一つ妄想するとすれば、トリハロンは子孫を沢山残したり新たな王家(レーダー=フィルモア王家、みたいな)を興したりせず、先にも書いたバルバロッサの家系に子供を託しつつ「表舞台に出ず帝国を支えるよう」訓示した可能性はあると思います。…なんて書いたら何だか会津藩の御家訓みたいですが(^^;;御家訓については今の大河ドラマ「八重の桜」参照で…)
そうだとすれば同時に、トリハロン自身から直接あるものがバルバロッサ家に受け継がれている可能性があると思います…ハスハの巫女が代々受け継いできたもの…エンプレスと同種の感じで、カイゼリンが。
最後に、私が今まで書いてきたGTMとFSSに関する全ての妄想群をちょっとまとめてみます。
ノルガン・ジークボゥは恐らく「大人の事情」で今迄の家人のように裏から、とはいかずフィルモアへの表舞台に立たされる事を余儀なくされるのだと思います。
しかし彼は決して独りぼっちではありません。(そう考えるとダイ・グはますます孤独感が…)
今名前が上がっているだけでもヨーン、ちゃあが。国を越えた親友と呼べる仲間がいます。
クリスだってフィルモア帝国の・・・愛しい人から託された成し遂げねばならない使命の為、彼をあるべき方向に導くため必死で彼を護ってくれるでしょう。
又いくら「借り物扱い」とはいえ、彼の重大な使命を知るファティマ達…特にエストは敵にも回る事もあるかもしれませんが…全ての人間を愛しているみたいだし…彼女達だって彼と帝国民の行く末はとても気がかりでしょう。そしてエストは彼の持っている…「皇帝」という名前のMHを、彼自身は争いを好まないかも知れませんが、いざという時には共に駆って戦場へと行くのでしょう。
そしてかつてのご先祖様のように、戦にならないので有れば彼は何でも利用する…彼には他に好きな人がいそうだけど、目的の為なら別の女性と結婚だってしまうかも。しかし平和のため、フィルモア帝国民のためならば。そんな彼の人生における奮闘と弛みない努力を大きな愛で温かく見守るのがクリスとベリ…いや、ユニオⅤではないのでしょうか。そして彼は偉業を成し遂げ、星団の歴史に残る名君になっていくのです。
そしてその先、彼の子孫については、フィルモア帝国のどの王家でもなく別のとある王家で、星団にとってまた大きな力になり、神アマテラスに対する人類の希望の一翼として、やがて「ある人物が」4000年代に聖宮ラーンから旅立つのでしょう。
・・・そんな物語を秘めているかも「知れない」謎の存在、バルバロッサ大帝がカーテンの奥の奥から今度漫画ファイブスター物語に登場するのです。えらく楽しみじゃないですか!
そして映画ゴティックメードの最後に出てくる、これまた謎めいた存在・・・ウォータークラウンと茜色の衣を両方身に付けている、トリハロンにすこし年齢を重ねたみたいな容姿のあの方についても。
ってそんな強引なまとめ方していいのか・・・すみません、今書いたことは出来たら忘れてください・・・
20130215 チーク(cheekandlip)
シューベルト交響曲第8(9)番”The Great”と共に。
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