タイトルが長くてすみません。
GTMの映画公開日が結局春でなく、11月1日に決まった(これだって分からないけどね・・・)
それに合わせて何かしようとすると、FSSに関する短文や駄イラストがたまりそう、な予感がしたので、新たにブログを立ち上げる事にしました。(「真夜中の会話」は最初からもうこれきり!のつもりで作っていたものですしね・・・)
こちらのブログタイトルは「絶対秘密。」ということにしました。←これが秘密だということではありませんよ^^;
こちらは10月まで出来たら月一で、短くても何か書こうかな、と思って更新を前提に手がけるつもりです。そのためのガラク・・;いや、作品置き場ですね。
このため、今は短編2つ「ようこそ女王陛下」「降り積もる祝福」しかありません。
現在は「希望すらないパンドラ」という題で、、「真夜中の会話」に出てきたオリジナルキャラのイフリート君に関するお話~をメモしたり設定を考えたりしています。
多分今回は絵から製作に入ることになる思います。どうもオリジナルのファティマにプラスタ着せなきゃならなそう・・・出来るのかよ自分、というかそれ以外も課題が山積です。
もしこんなんでも読んでくださる方がいたら、宜しくお願いいたします。
今のところ「希望すらない~」は6月中に完成できれば御の字、という感じです。
私はこのブログをやろうと思った直後に、ツイッターでいろいろ愚痴をこぼしました。
ファンの声が盛り上がる&新規読者の獲得にはやはり映画公開&FSSの連載再開が一番だと思う。質の高い(活動が素敵とか、熱心だとか)ファンだって結構離れているような気がしたから今は自分が声をあげているけど、これって老いた一般兵(騎士じゃないよ)が戦線復帰しているのに似ている。
このツイートが何故か結構RTされて驚きましたし、後で家人に「ネガティブ脳になっている」と声をかけてもらいましたが^^;でもこれに関しては正直な気持ちです。
絵とか文章を手がけるようになってから、何度も何度も、一体何やっているんだろう私、とか、こういうことは上手な方に任せておけば良いじゃないの?と思ったことがありますし、今も私の頭をちらついています。
それでもつたない事をこうして公開しているのは、例え小さくとも声を出すのと、沈黙するのとでは明らかに意味が違うのだと考えているからです。少しでもGTM&FSSが盛り上がって欲しい、多くの方に手にとって頂きたいな、という気持ちはひとつも変わりません。
でも、私自身が飽きっぽい性格なので、実際皆さんがFSS再開で盛り上がっている頃、逆に醒めていたりして^^;こればっかりは分かりませんけどね。今はひとまず、のんびり絵や文を書きながら待つことにします。
そして、今年中のGTM公開を切にお願いしたいところです。
2012年5月17日
魅惑の世界を凝縮~野口久光・シネマグラフィックス展に行って来ました。
イラストをまた描くようになったからなのか、それとも藤城清治さんの作品や田宮模型に出かけてその芸術性に驚いたからなのか、最近以前にはなかった「展覧会」に出かける機会が増えています。
どうも私個人は、特に特別展なんかで見かける「○○分待ち」の表示や、作品に対して観衆が多すぎて、あちこちの角度から見つめることは勿論、直視するのですらタイミングを見計らう、といったような状況は好きではありません。(勿論そんな環境がお好みの方はいないと思うけど・・・)
コンサートは指定席なので多少は安心感があるものの(それでも、周りの観客によってはそれでもとてもがっかりします。)、ゆっくり落ち着いて、という環境は作品に向き合うときにとても大切な事なのではないかと思います。
昨日は私にしては珍しく、電車を何回か乗り換えて、6月24日までうらわ美術館で開催されている野口久光・シネマグラフィックス展に足を運んできました。
大高博幸さんが以前この方のポスターを絶賛されていて、その事を記憶していたからだと思いますが、三鷹でレ・ヴァン・フランセを聴きに風のホールに出かけたときそのポスターを見た時から、これは行かなくては!と、都内でもない催しではないのに何故か思ったのでした。(ひょっとすると、コバトン・カフェにも行けるかも!という別の欲があったからかも知れませんが^^;ちなみに両者は散策でいける範囲にありました。)
そしてこの日がとても天気が良くて、これは是非行かなくては!と衝動的に浦和まで出かけていきました。
まず腹ごしらえも兼ねて、埼玉県庁の一角に出来たコバトン・カフェのピザも本格的で大変美味しく(ただ、ちょっと出てくるのが遅かったけど、許しましょう。本当いい感じの、さっくりもっちりのピザでした。昼と夜で生地が違うそうです。ちなみにテレ玉、と明太子ディップで書かれているの、分かりますか?こちらは3種くらいの味が楽しめるタイプでした。)
コバトン・カフェから歩く事数分、浦和ロイヤルパインズホテルの中にうらわ美術館はありました。
戦前~1960年頃までの洋画(それもヨーロッパ映画が殆ど)の映画ポスターの数々(原画も一部ありますが、ポスターそのものがまず貴重なものばかりです。)が展示されているのですが・・・
凄い数!しかも多彩!それに一つ一つがどんな映画なのか、ワクワクして見たくなるものばかり!
(ポスターの脇に作品についてのあらすじが説明されていますが)
思わず夢中になってかじりついてみてしまいました。お客さんもまばらなので、大変ゆっくり作品に思いをはせる事ができました。
大変恐縮なのですが、この作品群の中で私が映画として今まで見たことがあったものはベルリンオリンピックを扱った「民族の祭典」だけだったのですが・・・
これどこかで上映されないかな、と思ったものが数多く。どうも実現できるとすれば、近くだとこちらのイベント(ショパンの”別れの曲”という映画とコンサートのジョイント)くらいしか思いつかなかったのですが。※ちなみに別れの曲に関してもサイトが。
当時の映画のタイトル、作品内容、描かれている俳優や小道具、キャッチコピー、そして勿論野口さんの映画に対する描き方の要素や文字(この、野口さんが手がけられている字体が、また魅力ある雰囲気を醸しています。)が重なったこれらの作品に、単に時代を映しただけでない、凝縮された世界を表現しているように思いました。
これらは当時は勿論、映画を観に足を運んでもらう為の宣伝用に描かれたものなので、まず映画ありきなのですが、それでも野口さんの視点、野口さんの個性が様々なジャンルの作品に対してどこか忍ばせてあるように思いました。色使いとか、俳優さんの立ち位置とか、省略やデフォルメなどに。上手く書けませんが・・・本当に作品ごとに違うタッチ、色がデリケートに使われています。
これらは全て日本で使われたもので、一部の映画については現地公開版のポスターも飾られています。その個性の違いも合わせて楽しむ事ができます。
思わず図録を買って帰ってきてしまいました。自分で絵の一つ一つを楽しむ為でもあり、イラストを描くための一つの指針でもあり、また、新たな作品と出会うチャンスになるのではないかと。(戦前のは難しいかな・・・気になるものはそちらに特に多かったのですが。)
とても充実したひと時でした。沢山の映画が描かれているので、このうちのどれかは実際に見てみたいとも思っています。
(一番気になっているのは、下の写真中央下の「夜の空を行く」という映画なのですが・・・サン=テグジュペリのオリジナル脚本らしいんだけど。)
どうも私個人は、特に特別展なんかで見かける「○○分待ち」の表示や、作品に対して観衆が多すぎて、あちこちの角度から見つめることは勿論、直視するのですらタイミングを見計らう、といったような状況は好きではありません。(勿論そんな環境がお好みの方はいないと思うけど・・・)
コンサートは指定席なので多少は安心感があるものの(それでも、周りの観客によってはそれでもとてもがっかりします。)、ゆっくり落ち着いて、という環境は作品に向き合うときにとても大切な事なのではないかと思います。
昨日は私にしては珍しく、電車を何回か乗り換えて、6月24日までうらわ美術館で開催されている野口久光・シネマグラフィックス展に足を運んできました。
大高博幸さんが以前この方のポスターを絶賛されていて、その事を記憶していたからだと思いますが、三鷹でレ・ヴァン・フランセを聴きに風のホールに出かけたときそのポスターを見た時から、これは行かなくては!と、都内でもない催しではないのに何故か思ったのでした。(ひょっとすると、コバトン・カフェにも行けるかも!という別の欲があったからかも知れませんが^^;ちなみに両者は散策でいける範囲にありました。)
そしてこの日がとても天気が良くて、これは是非行かなくては!と衝動的に浦和まで出かけていきました。
まず腹ごしらえも兼ねて、埼玉県庁の一角に出来たコバトン・カフェのピザも本格的で大変美味しく(ただ、ちょっと出てくるのが遅かったけど、許しましょう。本当いい感じの、さっくりもっちりのピザでした。昼と夜で生地が違うそうです。ちなみにテレ玉、と明太子ディップで書かれているの、分かりますか?こちらは3種くらいの味が楽しめるタイプでした。)
コバトン・カフェから歩く事数分、浦和ロイヤルパインズホテルの中にうらわ美術館はありました。
戦前~1960年頃までの洋画(それもヨーロッパ映画が殆ど)の映画ポスターの数々(原画も一部ありますが、ポスターそのものがまず貴重なものばかりです。)が展示されているのですが・・・
凄い数!しかも多彩!それに一つ一つがどんな映画なのか、ワクワクして見たくなるものばかり!
(ポスターの脇に作品についてのあらすじが説明されていますが)
思わず夢中になってかじりついてみてしまいました。お客さんもまばらなので、大変ゆっくり作品に思いをはせる事ができました。
大変恐縮なのですが、この作品群の中で私が映画として今まで見たことがあったものはベルリンオリンピックを扱った「民族の祭典」だけだったのですが・・・
これどこかで上映されないかな、と思ったものが数多く。どうも実現できるとすれば、近くだとこちらのイベント(ショパンの”別れの曲”という映画とコンサートのジョイント)くらいしか思いつかなかったのですが。※ちなみに別れの曲に関してもサイトが。
当時の映画のタイトル、作品内容、描かれている俳優や小道具、キャッチコピー、そして勿論野口さんの映画に対する描き方の要素や文字(この、野口さんが手がけられている字体が、また魅力ある雰囲気を醸しています。)が重なったこれらの作品に、単に時代を映しただけでない、凝縮された世界を表現しているように思いました。
これらは当時は勿論、映画を観に足を運んでもらう為の宣伝用に描かれたものなので、まず映画ありきなのですが、それでも野口さんの視点、野口さんの個性が様々なジャンルの作品に対してどこか忍ばせてあるように思いました。色使いとか、俳優さんの立ち位置とか、省略やデフォルメなどに。上手く書けませんが・・・本当に作品ごとに違うタッチ、色がデリケートに使われています。
これらは全て日本で使われたもので、一部の映画については現地公開版のポスターも飾られています。その個性の違いも合わせて楽しむ事ができます。
思わず図録を買って帰ってきてしまいました。自分で絵の一つ一つを楽しむ為でもあり、イラストを描くための一つの指針でもあり、また、新たな作品と出会うチャンスになるのではないかと。(戦前のは難しいかな・・・気になるものはそちらに特に多かったのですが。)
とても充実したひと時でした。沢山の映画が描かれているので、このうちのどれかは実際に見てみたいとも思っています。
(一番気になっているのは、下の写真中央下の「夜の空を行く」という映画なのですが・・・サン=テグジュペリのオリジナル脚本らしいんだけど。)
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